Thursday, June 30, 2011

サマードレス

先日購入した3種類の布で6つのサマードレスを作りました。レイがお気に入りのデザインで布地を変えてそれぞれ。そして、余り切れを使って2つほどアレンジしてみました。自分ではそれなりに満足の出来だと思うのですが、レイ曰く、袖がなかったり肌を露出しすぎるデザインはNOということです、、、。


Wednesday, June 29, 2011

夕涼み

夕飯の後に、レイのリクエストで本屋さんまで歩いて行くことにしました。サマータイムなので、8時を過ぎても外はまだ少し明るいです。エレベーターを降りてまず目に留まったのは、ほんのりと輝く蛍の光。2週間ほど前に1匹だけ見つけて、すっかりシーズンが終わったとばかり思っていたので、芝の上に光っては消えていく光の群れにしばらく見入ってしまいました。

Tuesday, June 28, 2011

トップハット

渡米して以来TV番組に興味を失いTVを所有したことがありません。そのため、夜は主に読書かDVD観賞をして過ごします。昨夜のエンターテイメントは、1930年代のミュージカル映画“Top Hat”。タキシード姿の主演Fred Astaireがタップダンスを披露する場面がとても印象的です。ストーリーは単純な恋愛コメディーなのですが、Astaireが“頬よせて”を歌いながらヒロインとダンスをするシーンはとてもロマンチックです。

Monday, June 27, 2011

“back to the land”

ニュージャージの田舎にCraftsman Farmsという国定歴史建造物に指定されているログハウスがあります。ニューヨークから近いので、いつか訪ねてみたいと思っている場所のひとつです。19世紀末から20世紀始めにかけて家具の製造販売で一躍有名になったGustav Stickleyによって築かれた家です。インテリアは、全て彼のデザインによるものです。アートアンドクラフトの影響を強く受けている様子が彼のデザインから伺うことができます。

Sunday, June 26, 2011

Downton Abbey

2010年に始まったイギリスのTVドラマシリーズです。1912年頃の仮想のカントリーハウスDownton Abbeyを舞台に、その家族と使用人の間でのドラマが展開されていきます。セカンドシーズンがこの秋から始まる予定で、今から楽しみにしています。ちなみに、この撮影に使われている、Highclere Castleにも訪ねてみようと計画中です。

Brideshead

1945年に出版されたEvelyn Waugh の小説“Brideshead Revisited”1981年にTVシリーズで放送され、2008年に映画化されました。第二次大戦中に、主人公チャールズが20年前に過ごしたBridesheadでの日々、出来事を回想していきます。イギリスの伝統的な富裕層の生活、カソリック、そして同性愛といったテーマが面白く物語の中に取り込まれています。このストーリーの舞台に使われているのが、ヨークシャーにあるCastle Howardです。今でもHoward家によって所有されていますが、その庭も含めて一般公開されています。この夏の終わりに訪ねに行く予定です。
ところで、とうとうニューヨークでも同姓結婚が認められることになりました。来月はウェディングビジネスが忙しくなりそうです。

Thursday, June 23, 2011

夏布

夏用のワンピースを作るために布を調達してきました。ニューヨークにはたくさん布地を売る店があるのでとても楽しい買い物です。

Bespoke

初めてロンドンを訪れたとき、オフィス街を行き交うビジネスマンを見て、ハンサムにスーツを着こなすイギリス人男性に目を奪われたことを覚えています。それから12年経った今、ロンドンSavile Rowに古くから続くテイラーに非常に関心が深まっています。素材から裁縫まで全て一流、オーダーメイドで作られるスーツは一点もので値段もかなり高価です。しかし、高品質で手間隙かけて作られたものは、孫、ひ孫へと残していくことができ、年月が経っても価値が下がらないものです。

Tuesday, June 21, 2011

花火の音

どこかで花火が上がっているようです。音の大きさからして、アップタウンかニュージャージあたりかなと。ブルックリンの海沿いであがると、とても小さくうちの窓から見ることができます。今夜は音だけを聞きながら楽しんでいます。

ゴールドリーフ

ダイニングエリアに飾ってあるゴールドリーフです。所々、色がはげて完璧ではないところに味わいを感じ気に入っています。

Sunday, June 19, 2011

ジェントリフィケーション

ニューヨークに来た当事、セカンドアヴェニューとハウストンストリートの角に三角形の木と、とても気になる建物がありました。古い煉瓦作りの建物で、しばらく手入れがされていない様子で、使われているのかいないのかもよく分からずといった感じでした。しかし、そのくたびれた姿がとても印象強く、そこの道を通るたびに目を留めずにはいられませんでした。今、そのエリアは面白みのない高級マンションと新しい住民達と入れ替わり、すっかり開発されてしまいました。唯一残っているのは、三角の木とその庭です。

Friday, June 17, 2011

Lightning

先日エレベータで自宅に向かっていたら、羽のついた虫が飛び込んできました。ごきぶりかと思ってつぶそうとしたところ、助けを求めるかのように黄色い光がぱっと輝きました。それを目にした瞬間この虫に対する不快感が一瞬にして好感へと変わりました。実はこの時期、蛍らしき虫がうちの近所一帯に現れます。とても短い時間帯にしか見られないのでついつい見逃してしまいがちですが、毎年、この光を見るたびに学生時代に訪れた山形の田舎の夏を思い出します。
昨日から雷が続いています。さっき、突然激しい雨が降って、2重の虹が現れました。

部屋着

クローゼット整理の続きです。ゆったりしたワンピースとその余りでカーディガンを作りました。やっと古布を使いきったので、次は新しい布を調達に行きたいと思います。

Wednesday, June 15, 2011

ミントティー

頂いた野菜の中に、ミントの葉がいくつか混ざっていたのでミントティーを淹れました。ガンパウダーティーが無かったので、別の中国紅茶をベースに濃いめに淹れて砂糖を少し加えてからアイスにして頂きました。新鮮なミントの香りが最高です。

Tuesday, June 14, 2011

家庭菜園

ロングアイランドに住むレイのおばさんが家庭菜園を始めました。昨夏は驚くほど美味しいミニトマトをたくさん頂きました。先日、今シーズン初の採りたての野菜を届けてくれました。有機栽培の葉野菜は見た目も味も新鮮です。おひたし、サラダ、パスタに混ぜて頂きました。まだまだ余っているので、明日の献立は何にしようかなと今から楽しみに考えています。

Monday, June 13, 2011

香り玉

レイのコロンサンプルです。毎日違った香りを試しています。ミニチュアのボトルは見た目にかわいらしいけれど、匂いはかなりきついです。香水嫌いの自分としては、ファブリーズで消臭したくなります。そんな中、昨日の香りは“Champaca Absolute”Tom Ford)。甘くさわやかでフェミニンな匂いが、昔お気に入りだった香り玉を思い出させました。そういえば、小学校時代に小さなボトルに入ったカラフルな香りに魅了されていたなと。においは、映像よりもよりもさらに深い記憶と結びついていることをあらためて感じました。

Planet Earth

自分では一生目にすることはないだろうけれで、地球のどこかに、人間の創造を超える美しい世界が広がっていると思うだけで自然の創造に圧倒されてしまいます。人間が作り出したモノにあふれた社会も便利で住みやすいけれど、きれいな水と空気と健康な土と動植物との共存に真の豊かさを感じます。
planet earth

Saturday, June 11, 2011

栓抜き

オープンしたばかりの雑貨屋さんへ行ってきました。ナチュラル素材を使ったものやアンティーク調の小物やインテリアがお洒落な店内にあふれていました。古い床材を再利用したランプがユニークで自分でも作ってみたくなりました。そして、ついつい購入してしまったのが、鯨の形をした栓抜き。鉄製の黒いボディーに口紅を塗ったような口から白い歯が覗いている姿に一目ぼれ。早速、ジンジャーエールを買って使ってみました。実用よりも、飾り物にしておいた方が良さそうです。

ワイルドベリー

街路樹や道端に、ベリーやチェリーの実が現れてきました。そういえば、小学校の通学路にもワイルドベリーが生えていて同級生たちと一緒に摘み取って味見をしたのを覚えています。しかし、楽しかった下校時のアドベンチャーは、すぐに担任の先生から注意を受け禁止に。先生の言うところによると、このベリーは毒苺とのこと。でも、その毒苺の味は意外と美味しかったような記憶が残っています。

Thursday, June 09, 2011

The seasons in the city

昨日から30度を超える蒸し暑い日が続いています。少し前から雷と激しい雨が降り出し、淀んだ空気を洗い流してくれています。夜空にはしる稲妻を眺めながら、思い浮かんだのが最近読み終えた小説“Marcovaldo”。イタリア人作家イタロ・カルヴィーノの作品の英訳版です。日本語訳では“マルコヴァルドさんの四季”というタイトルです。春夏秋冬、20の短編からなり、繊細でありながらユーモアあふれるマルコヴァルドの日常が展開されていきます。

Wednesday, June 08, 2011

Wharton Esherick

しばらく前にスパイラルステアの写真を見ていらいEsherickの世界に惹き込まれてしまいました。彼の本職である彫刻や木版画も素晴らしいのですが、オーダーメイドの家具は特にユニークです。妥協を許さず、一つ一つクライアントのためにデザインしているところに本物のアーティストを感じることができます。Esherickの最大の作品はペンシルベニアにある彼のスタジオです。建物から家具まで全てを自らデザインしています。生涯をかけて改善され続けたこの建物は現在、美術館となっています。

Tuesday, June 07, 2011

夜歩き

日曜日の夜に、思いついた勢いでタクシーに乗ってウェストサイドへ。予想以上に喜ばしい出会いと短い会話を楽しんだあとに、ゆっくりと徒歩で帰宅。お気に入りの花屋さんのウィンドーをのぞき、きれいにライトアップされた噴水を眺め、初夏の夜歩きを満喫してきました。


Monday, June 06, 2011

ちいさいおうち

年に一度、オープンブックフェアというのがあって、全ての本が一ドルで売られます。そこで、見つけたのがバージニア・リー・バートン作“The little house”。子供の頃に読んで印象深く忘れられない絵本の一つです。もちろん、最初に読んだのは翻訳版で、こっちに来てからオリジナルの作者を知りました。大人になり建築を学んだ後に、またこの本を読み返し、さらにセンチメンタルな世界に惹かれてしまいました。

Saturday, June 04, 2011

6月の花

6月になって、街路樹や庭のバラが咲き始めました。うちの前のバラも新緑にきれいな彩を添えています。都会に住んでいても、四季折々の花が身近に見られるのはうれしいことです。お花屋さんでは牡丹の切り花も見かけるようになりました。本当は、植物園にあるローズガーデンへ行きたかったのですが、Jefferson Market Gardenのバラを外から眺め、近場のリビントンストリートにある庭へ立ち寄ってみました。ここには、鶏小屋があって、ときどき鶏が自由に庭の中を歩き回っているのを見かけることができます。


Friday, June 03, 2011

クリスマスソング

毎年6月になると思い浮かぶのがクリスマスソング。なぜなら、メトロポリタンミュージアムで開かれるクリスマスコンサートのチケットがこの時期に発売されるからです。そんなわけで、初夏日和の中、Chanticleerが歌う美しいアベマリアの曲にしばらく聞き入ってしまいました。

Thursday, June 02, 2011

Action

“有言実行”中学校の担任の先生モットーです。自分も強くこの言葉に惹かれ、これまで有言、無言に関わらず、一度心に決めたことは必ず実行するようにしてきました。今でも好きな言葉です。しかし、最近さらに強く惹かれたのは、アイウェイウェイのインタビューから、彼のモットー“アクション”。年を重ねるにつれ、新しいことへの挑戦に少しづつ臆病になってきたこの頃、この言葉は今の自分に最も必要であると感じました。

Wednesday, June 01, 2011

Everything Beautiful Began after

‘For those who are lost, there will always be cities that feel like home.’ バンブーイの物語の始まりです。詩的な美しいストーリーに没頭した後に、何年も世界中をさまよってきたような気分です。