しばらく前に、友人とファーマーズマーケットへいった時のことです。レイが種無しの葡萄の方が食べやすく好きだと言ったところ、友人は、種のある果物は中に命があると言いました。それ以来、果物の種を見るたびに何気に有難く感じられるようになりました。
Monday, May 30, 2011
Saturday, May 28, 2011
アートギャラリー
最近新しいギャラリーが近所に次々オープンしています。普段は何気に外から眺めるだけですが、珍しく目にとまるものがあったので、中に足をはこんでみました。こうやって気軽に現代アートに触れられるのは、やっぱりニューヨークらしいですね。ちなみに、ときどき休息を求めて立ち寄るのが、SOHOにあるウォルターデマリアの“The Broken Kilometer”です。ドアを隔てて明るく静かでくつろいだ空間が広がっています。
ローアーイーストサイドのギャラリーにて。 |
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Friday, May 27, 2011
ブックウィーク5
Hamilton Wright Mabieの“In the Forest of Arden”。我が家にある古本の一つです。1890年代に出版されたもので、装丁がとてもユニークで古本が持つ独特の味わいをかもし出しています。この本を読むたびに気持ちが落ち着き、リフレッシュすることができます。
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book
Wednesday, May 25, 2011
ブックウィーク3 フィクション
ニューヨーク在住の作家Simon Van Booyによる短編小説“Love Begins in Winter” ”The Secret Lives of People in Love”。とても繊細で美しく描かれたストーリーに、読み始めたら一気に惹きこまれてしまいます。最近の作家の中で一番のお気に入りです。彼の初の長編小説“Everything Beautiful began after”が7月に出版されます。一足先にこの本を入手することができたので、早速これから読み始めたいと思います。
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book
Tuesday, May 24, 2011
ブックウィーク2 子供向けの本
子供向けの作家といえば、ロナウドダールが一番ですが、フランス人作家Rene Goscinny作Sampe絵による“Le Petit Nicolas”とそのシリーズは独特の世界が広がり何度読んでも面白い作品です。1950年代のフランスが舞台で、主人公の男の子ニコラスの視点からストーリーが語られていきます。時にノスタルジック&繊細で主に笑いが絶えず、サンペによるイラストレーションがさらにキャラクターをリアルで身近な存在にしてくれます。
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Monday, May 23, 2011
ブックウィーク1 絵本
今週はNYブックウィークということで市内の本屋さんでいろいろなイベントが行われています。そんなわけで、自分のお気に入りの作家/作品を紹介したいと思います。まずは絵本から。良いストーリーにユニークなイラストレーションがついているとただの本からアートなコレクションへと変わり、実は我が家の本棚にも蒐集が増えつつあります。その中からAlex Beardによる“The Jungle Grapevine”。さすがに本業が画家というだけあって、アフリカの動物たちがユニークに生き生きと描かれています。ニューオーリンズのスタジオを訪ねて際には残念ながら会えなかったのですが、ニューヨークのイベントでこの本を手にしたときサインに加えカバの絵を描いてくれました。
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Saturday, May 21, 2011
End of the World
今日5月21日午後6時(NY時間)End of the worldらしいです。久しぶりに青空が広がったので、スニーカーを履いて散歩へ出かけました。ハウストンストリートに面するパブリックガーデンが開放されていたので立ち寄ってみました。庭に入ったとたんに都会の喧騒から切り離され、新緑と花に囲まれて静かな午後の一時を過ごすことができました。
Thursday, May 19, 2011
Wednesday, May 18, 2011
Monday, May 16, 2011
Put ‘em Up
Jadiniereを作りました。カリフラワーとガーデンサラダのピクルスです。イーストヴィレッジのお肉屋さんのカントリーハムと一緒にはさんでサンドウィッチにします。野菜の長期保存&サンドウィッチやサラダのお供にピクルスは大活躍です。できれば糠漬けにも挑戦してみたいのですが、東向きのキッチンは日当たりが強すぎて糠には住みにくい環境のため難しいかなと。
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Wednesday, May 11, 2011
Afield
“Afield”は、イギリス人作家メアリーノートンによる子供向けファンタジー“The Borrowers”の2作目のタイトルです。 翻訳版では小人の冒険シリーズ“野に出た小人たち”で出版されています。民家の床下で、人間から生活に必要なものを調達して、快適に不自由なく仮住まいしていた小人一家が、野に出て親戚一家と新しい家を探しにいく冒険の物語です。1作目も面白いのですが、2作目の好きなところは、小人にはとても危険で困難だと思われる野での生活を、知恵を使って上手にサバイバルしていくところです。結局、小人にしても人間にしても、大地の自然を借りて住まわせてもらっていることを痛感させられます。
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Tuesday, May 10, 2011
Monday, May 09, 2011
Sunday, May 08, 2011
フリーコミックブック
昨日は年に一度のフリーコミックブックデーでした。オタク系のイメージが強いコミックですが、幾人かクリエイティブなストーリーやユニークなアートを創り出す作家がいます。その中の一人で、カナダ出身のアーティストSeth。“Palooka-Ville”シリーズやJohn Stanley Libraryのイラストレーション&装丁デザインで有名です。彼の作品は内容に加え本のカバーを含め全て徹底的にデザインされているところです。その中で、自分のお気に入りは”Bannock, Beans and Black Tea”。父親が書いた手記をSethがアレンジ、デザインしたものです。
Thursday, May 05, 2011
まいごのペンギン
子供の日ということで絵本の紹介をしたいと思います。良い絵本は年齢に関係なくいつ読んでも心温まるものです。最近の作家の中で自分のお気に入りは、ブルックリン在住のアーティスト、オリヴァージェファーズです。一度オープンスタジオへ訪れた際に、気軽にペンギンのイラストレーションを描いてくれました。“まいごのペンギン”と“みつけたよ、ぼくのほし”が翻訳版で販売されています。英語では8冊目の絵本がもうすぐ出版されるようです。どの作品もセンチメンタルで面白く、そしてとてもかわいらしいイラストレーションに心奪われてしまいます。ちなみに“まいごのペンギン”は映画にもなっています。
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Wednesday, May 04, 2011
Circle of Animal/Zodiac Heads
プラザホテル前のPulitzer Fountainに設置されたアイウェイウェイによるパブリックアートのオープニングへ行ってきました。冷たい雨が降る中、市長やアート関係者のスピーチが行われました。清代に築かれた円明園に設けられた噴水に、かつてあった十二支の彫刻をアイウェウェイなりに表現したものです。彼の他の作品と同様に、この展示にもまたユニークなストーリーがついています。今日この場でアイウェイウェイ本人のスピーチを聞けなかったことは残念でしたが、彼のアートをみることができうれしく思いました。
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Tuesday, May 03, 2011
八十八夜
昨日は八十八夜でした。昔からこの日に摘み採られたお茶を飲むと無病息災で過ごせるといわれています。アメリカでは近年の健康志向からお茶の人気が徐々に上がってきていますが、逆に日本では急須で淹れる本来のお茶の需要が少しずつ減りつつあるということです。ペットボトルは便利で手軽ですが、自分で淹れた熱いお茶を頂くことほど至福のときはありません。
台湾でも、近年のトレンドに従って昔ながらの手間隙かけて何十もの工程をかけて作るお茶の生産者は減ってきているようです。そんな中、台湾茶の伝統を守るべくクィーンズで良いお茶のみを販売しているのが“芳茗軒”。昔ながらに作られ、じっくり炒られた鉄観音は香り高く何重にも味わいがあり、飲み干した後にもしばらく満足感が続きます。
日本でも台湾でも、自国の素晴らしいお茶の伝統を守り続けてもらいたいものだと。
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Monday, May 02, 2011
Sunday, May 01, 2011
ナチュラルヒストリー
彫刻家Patrick Doughertyによる作品“ナチュラルヒストリー”を見てきました。ダウアティーは、若木を編みこんで作り出す鳥の巣のような建築的作品で有名です。自然素材を使っているため、時間が経つにつれ形が安定してゆき最終的にはまた土に戻っていく仕組みになっています。彼の作品は自然や既に存在する環境と競争することなく共存し時には一体化する美しさを持っています。この素材に正直な美しさを建築を志す身として深く学ぶべきだと感じました。
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