Tuesday, May 03, 2011

八十八夜

昨日は八十八夜でした。昔からこの日に摘み採られたお茶を飲むと無病息災で過ごせるといわれています。アメリカでは近年の健康志向からお茶の人気が徐々に上がってきていますが、逆に日本では急須で淹れる本来のお茶の需要が少しずつ減りつつあるということです。ペットボトルは便利で手軽ですが、自分で淹れた熱いお茶を頂くことほど至福のときはありません。
台湾でも、近年のトレンドに従って昔ながらの手間隙かけて何十もの工程をかけて作るお茶の生産者は減ってきているようです。そんな中、台湾茶の伝統を守るべくクィーンズで良いお茶のみを販売しているのが“芳軒”。昔ながらに作られ、じっくり炒られた鉄観音は香り高く何重にも味わいがあり、飲み干した後にもしばらく満足感が続きます。
日本でも台湾でも、自国の素晴らしいお茶の伝統を守り続けてもらいたいものだと。