Monday, December 31, 2012

さざえ堂

今年最後の週末に、会津若松を訪ねてきました。郡山から磐越道に入ると、空気が変わりトンネルを抜けると雪景色でした。飯盛山へ上る階段は、一人分の幅だけ残してすっかり雪に埋まっていて、かなり危険ながらも、なんとか上までたどりつくことができました。白虎隊のお墓をお参りして、ずっと見てみたかったさざえ堂へ。期待どおり、今までに見たことのない不思議な建物でした。奇妙な形がなんとなく親近感を漂わせているようにも感じました。下り道は、さらに大変でしたが、初めての会津の旅は今年最後のとても良い旅になりました。
お昼に近くのそばやへ立ち寄ったら、年越しそばの発送で大忙し。ついでに、我が家の年越しそばも購入。こしがあって香りよく美味しいお蕎麦でした。









Saturday, December 01, 2012

七つ森

昨日の朝、今年2度目の雪が降りました。数時間で止んでしまいましたが、早起きして出掛けたおかげで雪を楽しむことができました。
今月から、県内のスキー場もオープンし始めました。
2週間前に、最高の紅葉を迎えていた七つ森もすっかり枯れ葉になってしまったのかなと思いつつ、春に焼き上がったちゃわんを取りに行くのが楽しみです。

紅葉の綺麗な七つ森の小さな蕎麦屋でお昼をして、かわいいカフェでティータイム。街から、少し離れただけで自然がいっぱいなところが仙台の良いところですね。






Sunday, November 18, 2012

台ヶ森焼き

仙台の隣の大和町にある台ヶ森焼窯元で陶芸体験をしてきました。先週、またもや物産展にて、この焼き物を発見。素朴で実用的なちゃわんに一目惚れして、冬がくる前に窯を訪ねてみることにしました。思い起こせば、十数年前に一度行ったことがあったものの、すっかり忘れていた場所でした。
残念ながら、購入したかったちゃわんはまだ窯の中だったため、陶芸体験に挑戦。まず、2代目から、作り方を教わり、いざ作り始めて見ると、思った以上に難しいことが判明。それでもなんとか、途中何度も(何度も)ヘルプの手を借りて、初めてのちゃわんを作ることができました。1キロの粘土で2つ。底をきれいにしてもらったら、なんだかとても素敵に出来上がりました。1月半後の焼き上がりがとても楽しみです。
なかなか思い通りの形になってくれないところがまた、陶芸の醍醐味なのかなとも思いました。




黒檀 うるし箸

頂き物のお箸です。しばらく箱の中にしまってありました。黒檀の色と上の形がとても気に入っています。眺めているだけでは、もったいないので使ってみることにしました。使い勝手も非常によろしいです。


京しるく

最近、物産展にはまっています。遠くへいかずに、面白いものを一度に見られて、非常に便利です。先日は、京都がやってきていました。そこで、今回出会ったのが、京しるくのネクタイのお店です。布地と鮮やかな織り模様にすっかり惹かれてしまいました。どれにしようかと悩むほどの良い品揃え。また来年、やって来るのが今から待ち遠しいです。



ついでに買った夕飯のおかず

雹 霰

東北の冬はやっぱり寒いです。セントラルヒーティングで家中暖かい生活がときどき恋しくなります。少し前になりますが、帰宅間際に大雨が降りました。雨がやんでから帰り、マンションの前に、白いつぶつぶを発見。てっきり気の早い人が、塩をまいたものかと思ったところ、どうやら大粒のひょうが降ったようでした。


Sunday, October 28, 2012

本質的モラル

大江健三郎さんの講演会へ行ってきました。軽い気持ちで足を運んだところ、非常に面白いお話を聞けて行ってよかったなと。会場は、年配の人たちで埋め尽くされていたのですが、若い人たちにこそ聞いてもらいたい話だと思いました。作家としての立場から、憲法について、政治について、そして本質的なモラルというものについてお話をされて、非常に共感できる内容でありました。


ミュージアムデイ

アメリカでは、毎年ミュージアムデイという無料で美術館を拝観できる日がありました。東北でも、ここ数年似たようなイベントができたようで、この週末、いくつかの美術館が無料で見られるようになっていました。そんなわけで、県立美術館へ足を運んできました。意外と楽しく作品を鑑賞した中で、一番目に留ったのが、雨に打たれながら外に立っていた彫刻。その表情としたたる雨があまりにも合っていたので、雨の日にきてよかったなと。



大正ロマン

せっかく山形へ来たので、銀山温泉へ入ってから帰途へつくことに。何度来ても、何度見ても、ここの温泉街の建築には魅せられてしまいます。湯よりもまずは街の雰囲気が最高です。遅い時間についてしまったので、真っ暗でしたが、夜景もまた素敵でした。お風呂上がりに、花笠踊りを楽しんだ後に、人気のない真っ暗な山道を通って帰っていきました。


立石寺

久しぶりに山形へ行ってみたくなり、山寺を訪ねてきました。途中、車窓から山の景色を眺めながらの楽しいドライブです。紅葉には少し早かったのですが、山はいつ見ても美しく楽しませてくれました。1000段の階段を上り下りした後は、さすがに足がふらついてしまいました...。




あけび

山形にて、あけびを発見。名前は聞いたことがあるけれど、実際に見るのも食べるのも初めての植物です。山形では、この時期ふつうに登場する食べ物ということでした。とりあえず、その場で、中の実の部分を頂くことにしました。白い色が、なんとなく蚕に見えるな思いつつも、種がたくさん入っていて食べづらい感じはドラゴンフルーツに似て、味はそれなりに。でも、どうやら、メインは皮の方で、炒めたり揚げたりして、頂くようで、どんな味がするのか楽しみです。




ニッカ

ウィスキーのおいしい季節になってきたので、ニッカの工場を見学しに行ってきました。静かな山の中に位置し、赤レンガの建物が自然と調和し、とてもきもちの良いところでした。工場ツアーの最後は、楽しみにしていたテイスティングでしめくくりです。さすがに、アルコール度数の高い飲み物なので、テイスティングだけでもすっかり楽しくなってしまいました。そして、やっぱり一番おいしかったのは、工場でしか手に入らないという原酒でした。






昭和の玩具

昭和の初めの頃のふろくたちです。自分も子供の頃、ふろくの紙模型を作るの大好きでしたが、ここまで複雑なものは見たことがなかったなと。大人になった今でも、作ってみたくなるような立派なものがたくさんありました。


そして、見たこのないおはじきを発見。「ミヤコオハジキ」とてもかわいらしい形をしているけれど一体どうやって遊ぶのかなと不思議に。


大好きなアンクルトリスも他のキャラクター人形達と一緒に飾られていました。




熊野神社

近くにある、とても小さな熊野神社にて、お祭りが行われていました。小さいながらも、立派に飾り付けされ、神輿や能面が表に出され、狛犬の赤布も新調されていました。出店がぽつりと2つ出ていて、年寄りばかりが数人。それでも、とても祭りらしい雰囲気が漂っていたので、お参りをして、出店にて焼きたてのせんべいとラムネを購入してきました。




Monday, October 08, 2012

シュシュ

連休最後に、リバティジャパンの端切れを使ってシュシュ作り。ギフト用です。



花柄のワンピース

雨の週末に、うちにこもってワンピース作り。心置きなく趣味に没頭できると思うと雨の日もうれしいものです。昨日は、久しぶりに秋晴れの良いお天気だったので、早速新しい服を着て出掛けてきました。


Sunday, September 30, 2012

屋上遊園地

先日、駅前にあるビルの最上階にて屋上へ上れることを発見。誰もいない階段を上がると誰もいない屋上にて、宇宙船を発見。静かで眺めも良い反面、寂れた感が少し悲しい様子でした。そして、誰もいない階段を下りて行くと、踊り場にデパートがオープンした当時の写真が飾られていました。新幹線がなく仙台駅がまだ古かった時代です。この屋上は、かつてプールでもあり、屋上遊園地でもあったようです。そういえば、自分が小さかった頃は、デパートの屋上といえば、どこも遊園地があったなと。いつも間にか見かけなくなってしまったけれども、案外楽しい場所だったなと、しみじみ振り返ってしまいました。

誰もいない屋上に上陸中の宇宙船


開店当時の写真


ちゃわんや

先日、読んでいた本です。樂焼15代目が書いたものです。本のデザインが良かったので、気になって手に取り、ぱらぱらと写真を見てみたところ、思った以上にエッセイがおもしろく、最初から最後まで読み切ってしまいました。一度、美術館へ実際の作品を見に行ってみたいなと。







Tuesday, September 18, 2012

煎茶と家紋菓子

皇居を訪ねたお土産に、家紋の入ったお菓子を頂きました。味より見た目のものですが、久しぶりに南部鉄で煎茶を淹れて、一緒に頂くことにしました。


赤いワンピース

少しでも空いた時間ができた時には、洋服作り。リバティ アートシリーズの布を使ってワンピースに仕上げました。まだまだ残暑が続いているので、もうしばらく半袖ワンピースが活躍できそうです。



Sunday, September 16, 2012

山の景色


瞬時にして変わりゆく山の景色に圧倒。ニューメキシコを旅した時にも同様の感動を覚えたのですが、地元でまた同じ感覚を味わえたことに対するうれしさと、今まで、一度も足を運んだことのなかった自分に反省。







蔵王の御釜

祝日だったので、御釜を見に蔵王へ行ってきました。天気も良くて(途中までは)とても気持ちの良いドライブでした。久しぶりの山の運転(車の運転自体......)にドキドキ(ハラハラ)でしたが、黄金に色づいた田んぼの景色、梨畑、山山山、そして急カーブの連続に霧で視界が遮られ、絶え間なく楽しいドライブとなりました。(同乗の皆は別な意味ハラハラだったと思われますが。)
山の頂上に近づいたあたりで、ひどい渋滞にはまり、やっとたどりついた御釜は、非常に美しく、またもや自然が作り出す美に圧倒されてしまいました。風が強く、雲の流れがすぐに変わり短い間に変化し続ける光景もまた見応えがありました。





途中、蔵王町で旬の梨と巨大大根を購入し、帰りに遠刈田温泉に入って、まだまだ残暑の続く仙台へと戻って行きました。

オクトーバーフェスト♪

金曜日から、オクトーバーフェストが始まりました。とても気になっていたので、初日から行ってみることにしました。ドイツからの有名なビールに加えて、東北の地ビールもいくつか参加していました。ビールは全て専用のグラスで出され、料理も会場の雰囲気もけっこう本格的で、思った以上に楽しい時間を過ごしてきました。来週までやっているので、また何度か行ってみようと思います。
ちなみに、地ビールのみオーダーしていたのですが、日本のビールもなかなかでした。



お気に入り

Sunday, September 09, 2012

ワケルくん

先週末、ワケルくんのビラに誘われエコフェアへ。引っ越してきたときにもらったゴミ分別の冊子で見て以来、すっかりこのキャラクター達にはまってしまいました。開場でスタンプラリーをやっていたのでスタンプ用紙に加えてスケッチブックにも押してもらいました。そして、おそらく子供向けに配布していたシールも、しっかり頂いてきました。
エコフェスタ自体も予想以上におもしろいイベントを行っていて、すっかり楽しみ、お土産もたくさん頂きました。



太陽光でガラスエッジング

週末のエコフェアで、太陽光でガラスエッジングを行っているブースを見つけました。グラスまで提供されて、面白そうなのでやってみることにしました。絵心のない自分は、すでにある絵柄を使ってトレース。イラストが得意なレイは、そのまま彫りはじめていました。私のグラスはそれなりに、レイは、とてもユニークに仕上げていました。けっこう楽しかったので、またトライしてみたいなと。ちなみに、太陽光の電気は、全く問題なく動いていました。


Sunday, September 02, 2012

仙台箪笥料理

まだまだ残暑が続き、まだまだ夏バテも続いています。先日、特別な機会に、ちょっと豪華な夕食を頂いてきました。市内はずれの山の中にある、旧伊達邸"鐘景閣"にて。昭和天皇が宿泊し天皇・皇后両陛下も訪ねたことのある場所です。現在は、レストランとして使われていますが、建物の中に入ると、明治の時代にタイムスリップしたような気分になりました。食後には、静かな建物内をしっかり見学してきました。
お食事は、会席料理が仙台箪笥に入った箪笥料理です。見た目はもちろん、豪華なお料理に大満足。





入り口に"鐘景の松"という樹齢300年の木が横たわって生えていました。見るからに龍のような姿にすっかり見入ってしまいました。

Saturday, August 25, 2012

ミニ ウィリアム

先日、安いキャラクター人形が売られているところを楽しく見ていたところ、ウィリアムに似た青カバとハリネズミを発見。安さと、かわいさから連れて帰らずにはいられず、、、。またひとつ青カバのコレクションを増やしてしまいました。


便所のお守り

先日、昔の玩具を集めた本を眺めていたとき、便所のお守り用の人形が作られていたというところが目に留りました。確かに、昔の家のトイレは暗くて怖かったのだろうなと思い納得。その人形が、歴史民族資料館にも展示されていました。



歴史民族資料館

帰国して以来、地元の歴史にとても関心を持ちはじめています。そんなわけで、県内最古の洋風木造建築を利用した仙台市歴史民族資料館を訪ねてきました。建物がある公園内は、蝉の声が他の騒音をかき消すほどの勢いで聞こえていました。
意外と最近のものから、祖父母の時代のものまで、非常に興味深い資料や生活用品が展示されていました。体験コーナーでは、木製/紙製の昔の玩具があり、夢中になって遊んでいる子供達もいて、ちょっとした驚きとうれしさが。
そして、クイズに答えたおまけに、金魚を一匹もらって帰りました。



庭の盆栽

区画整理のため建物が一掃されたエリアにポツリと残っていた、非常に古い店舗兼住宅。盆栽を見学しながら、奥のうちの方まで入らせてもらいました。最近では、知る人もいないであろう、外風呂と外トイレが、今でも残っていました。


廃墟に残った古い店舗兼住宅。

Sunday, August 19, 2012

石ノ森章太郎ふるさと記念館

以前、仙台に住んでいた時は全く知らなかったのですが、宮城県は、漫画家石ノ森章太郎が生まれ育った所です。残念ながら、石巻にある漫画館はまだ閉鎖中のため、登米にあるふるさと記念館を訪ねてきました。記念館も面白かったのですが、生家が今でも変わらず残されていることにびっくり。案内の女性に、石ノ森氏の生い立ち、兄弟、家についてたくさんの説明をして頂きました。記念館で上映していたアニメーションの中で、小川はなくなり、蛍はいなくなり、星も見えなくなり、自分の育った町がすっかり変わってしまったことが描かれていました。そのアニメーションが作られてから、さらに数十年。古い家を見ながら、とてもノスタルジックな気分になってしまいました。