Wednesday, March 30, 2011

赤と白のキルト

ちょうど洋裁いに夢中になっているところに、650枚のキルトの展示があると聞いて早速見に行ってきました。18世紀から20世紀にかけて作られたもので、Joanna Semel Rose という女性が50年代からこつこつと集めたコレクションです。彼女の80歳の誕生日を記念して、ご主人からのギフトとして、全てのコレクションを寄付すると同時に今回の大きな展示を催すことができたということです。ほとんどの作品は、日本の民芸品と同様に無名の人達により生み出されたものです。天井の高いスペースに赤と白のみでデザインされた650枚が一斉に宙に浮かんでいる様子はとても迫力があり、アメリカ的な庶民の手仕事の美に一気に惹きつけられてしまいました。
   

ワンピース2

ずいぶん前にプリントした布をリサイクルして、簡単なワンピースを2つ作ってみました。ミシンとの相性がだいぶよくなったきたみたいです。

Monday, March 28, 2011

ワンピース1

うちの母はとても手先が器用で、自分が子供の頃、編み物やお裁縫でいろいろなものを作ってくれて、幼稚園の先生やお友達のお母さん達にうらやましがられたのを覚えています。そんな母の見よう見まねで、自分もよくぬいぐるみのお洋服を作ったりしたものでした。それ以来ずっとお裁縫が大好きで、何年か前にはファッションショーに参加したこともあったのですが、なぜか今まで自分のミシンを持ったことがありませんでした。20年以上もほしいほしいと思いつつ、特別な機会に、自分へのご褒美にしようと、、、。でもなかなか特別な日を選ぶことができないようなので、つい先日、なんでもない日に、思い切って初のマイミシンを購入してしまいました!!そんなわけで、クローゼットの整理をかねて、ずいぶん前に友人から頂いた布を使ってワンピースを作ってみました。まずまずの出来栄えです。
7つの花が満開です。
 


Saturday, March 26, 2011

小山豊×新田昌弘 三味線

数日前に近所を歩いていて見つけたのが、カーネギーホールによるフリーコンサートのポスター。近所、無料ということで、三味線コンサートを初体験してきました。クラシックとコンテンポラリーの混ざった内容で、津軽の伝統的なレパートリーから、映像とデジタルサウンドとのコラボレーションまで、多様な三味線の面白さを楽しむことができました。会場は日本人、アメリカ人が半々で、最後はスタンディングオべーションで、大盛況でした。ぜひまた見にいきたいです。

Thursday, March 24, 2011

招待状作り

カード作りパート2。完成!!5月に開かれる結婚式におよばれされるのが楽しみです。

Tuesday, March 22, 2011

宗陶磁器&中国アート

Sotheby’sへ宋代の陶磁器のオークションを見に行ってきました。青白磁の美しい椀や壷に魅了されてきました。この時代の陶磁器は日本の茶器にも影響を与えていることもあり、日本の焼き物を思わせるものもいくつか見られました。こんな素敵な器を使って食事ができたらなと夢を膨らませて他の階も訪ねてみると、JT.Tai&Co.によるコレクションが展示されており、陶磁器に加え青銅器、翡翠、家具なども手にとって見ることができました。その中でも特に目にとまったのが、“You”と“Cong”Congは美術館でいくつか見たことがあって、一目みたときからそのユニークな形に惹きつけられてしまいました。そして、今回一目ぼれしたのがYou。自宅に戻ってから、このオブジェクトについて調べてみると、うちにある本の表紙になっていました….
Cong

You

Sunday, March 20, 2011

版画

知人の結婚式のカード作りをしました。今日は封筒に金色のインクでめでたい文字のプリントをしました。久しぶりに挑戦した版画、けっこう楽しかったです。入門用の道具一式を購入したので、次は何を彫ろうかと考え中です。
6つ目の蘭の花が咲きました。


Friday, March 18, 2011

クマのプーさん

ミッドタウンの図書館へ行ったついでに“クマのプーさん”とその仲間たちに会ってきました。ミルンの童話のモデルになったクリストファーロビンのテディベアとぬいぐるみ達が子供図書室の一角に展示されています。

Thursday, March 17, 2011

仙台

やっと両親と落ちついて話をすることができました。幸いなことに、我が家は大きな被害を受けることもなく父の新品のパソコン一式も無傷らしく身近な良いニュースに少し喜ばしくさせられました。飼い犬は地震の恐怖に怯えて外犬なのに、ずっと家の中で母の側を離れずにつきまとっているみたいですが、皆で助け合ってがんばっているようです。子供の頃、毎冬過ごした祖父と叔父ファミリーの家は、古い半分の建物が被害を受けたようですが、家族全員無事であるのがなによりです。いつまで不便な状況が続くか分かりませんが、現地の人々は徐々に普通の生活に戻るように努力を続けているようです。一つ驚いたことは、震災の夜、車の中で過ごした両親は、GPSでテレビを見ていたとのこと。ローテクな彼らがいち早くニュースを得ていたことに感心。遠くにいる身としては、自分の生活を続け祈ることしかできませんが、暗い中にも復興への希望が見えてきたような気がします。

Monday, March 14, 2011

仙台

1978年の宮城県沖地震から20年経って以来、次はいつ来るのかといった話題が絶えず上っていました。前回の大地震が同級生の生まれた年ということもあり、地震は常に身近なトピックとなっていたことに加え、建物の耐震の進歩などから火事さえ起きなければ大丈夫だろうと気軽に考えていました。ところが、予想をはるかに上回った被害、破壊の規模に、自然の力の偉大さを見せつけられることとなりました。幸か不幸か、自分は遠い地から眺めているだけですが、小さな漁港の町や、見慣れた田畑の風景が一瞬にして消えてしまったショックは一生忘れられないものとなりそうです。普段は歴史伝統を重んじて、保存修復に興味を持つ傾向にありますが、時には全てをリセットして一から出発することも必要だと考えさせられました。とりあえず今は、家族の無事に安心し、故郷の復興を祈るばかりです。

Thursday, March 10, 2011

Loren Connors

Loren Connorsのショーへ行ってきました。自分の一番好きなミュージシャンです。彼の音楽を聴くたびに、心穏やかになります。

Wednesday, March 09, 2011

柳宗悦

柳宗悦“民芸四十年”をやっと完読しました。数年前に読もうとしたものの、生活の慌しさに押し流され、すっかり読む機会を逃してしまい、本棚の奥の方に押しやられていました。先週、何気にページをめくっていたら、“茶”に関する論文が一つ含まれているのを発見。ちょうどお茶に興味を持っている時期だったため、かなり興味深く、その論文から始めその他のエッセイまでいっきに読み終えてしまいました。こんなに面白い本を、何年もの間読まずにいた自分に少し反省です。できれば他の著書も読みたいところですが、海外にいるとそう簡単に和書を購入できないのが残念です。

Monday, March 07, 2011

開花

一つ目のの花が咲きました!!週に一度水をあげる意外に大した世話をしたわけでもないのですが、5ヶ月の間、本当に花は咲くのかしら?と疑問に思いながら眺めているうちに、すっかり愛着がついてしまい、今朝、開花しているのを見て、喜びもかなり大きなものとなりました。二つ目のつぼみも今にも開きそうなので、明日の朝が楽しみです。

Sunday, March 06, 2011

PB&J

蘭のつぼみが今にも開きそうです。
ピーナッツバター&アートのイベントが行われていました。ギャラリーでフードアートを見学してPeanut Butter & Coのジャーを頂いてきました。Peanut Butter & Coはトレンディーなサンドイッチストアで、ときどき近くを通りかかる度に、そのうち訪ねてみようと思いつつ結局一度も行ったことのないお店の一つでした。、ちょうど今、苺が安くなっていたので、久しぶりにストロベリージャムを作り、早速、PB&Jにしてみたらかなり美味しく大満足です。

Saturday, March 05, 2011

Sea Stone Works

大都会に住んでいても、一目惚れをするデザインに出会うことはそう簡単なことではありません。毎日、何か面白いものはないかと期待しながら街を歩いてはいるものの、心惹かれる発見をすることは滅多に起こらないものです。そんな中、昨日何気に立ち寄ったお店で見つけたのが、造形作家、古賀充作、Sea Stone Vase。一目でその小さな美の世界に惹きつけらしばらく観賞してしまいました。衝動買いをするには少し高価なため、今回は見るだけで満足させましたが、いずれは我が家のコレクションに加えたいなと。

Thursday, March 03, 2011

ひな祭り

8年前に作った7段飾りの雛人形です。ペイントサンプルと家の中にある材料を使って、遊び半分で作ったものですが、意外と良くできたので毎年33日には飾るようにしています。節句ということで、ティータイムに神社から頂いた梅茶としいたけ茶、そして今夜は散らし寿司にします。

Wednesday, March 02, 2011

木工玩具

質の高い木の玩具は子供から大人まで世代を超えて楽しめるものだと思います。最近ではおしゃれなデザインストアや雑誌でも必ず登場するアイテムにもなっています。特に組み木は、楽しく遊べてインテリアにもなり、3月は桃の節句ということで雛祭りをモチーフにしたものも見かけます。その昔、小学校の技術の授業で作ったサンタクロースと白熊の組み木は、とても良い出来栄えだったので、今でも大切に保管してあります。
ネイティブインディアンによる人形

Tuesday, March 01, 2011

おぐら屋

一昨年の末に、知人のお母さんから芹沢銈介のカレンダーとおぐら屋の干支人形“寅”を頂きました。それ以来民芸への興味が一層深まり、昨年末に日本を訪れた際には、倉敷の郷土玩具館等をはじめ様々な分野にわたる職人の手による美を満喫してきました。ちょうど年末だったので、全国各地からの干支人形を見かけたのですが、おぐらやのうさぎに限って売り切れ。入荷にはしばらく時間がかかるということで諦めて帰ってきました。そして、今日、何気に他に気になる工芸品を検索していたところへ届いたのが“卯”!!思いがけない贈り物に、覚えていてくれた知人のお母様へ感謝、感謝です。