Wednesday, March 30, 2011

赤と白のキルト

ちょうど洋裁いに夢中になっているところに、650枚のキルトの展示があると聞いて早速見に行ってきました。18世紀から20世紀にかけて作られたもので、Joanna Semel Rose という女性が50年代からこつこつと集めたコレクションです。彼女の80歳の誕生日を記念して、ご主人からのギフトとして、全てのコレクションを寄付すると同時に今回の大きな展示を催すことができたということです。ほとんどの作品は、日本の民芸品と同様に無名の人達により生み出されたものです。天井の高いスペースに赤と白のみでデザインされた650枚が一斉に宙に浮かんでいる様子はとても迫力があり、アメリカ的な庶民の手仕事の美に一気に惹きつけられてしまいました。