Monday, February 28, 2011

プーアール

蘭のつぼみがだいぶ大きくなりました。
プーアールの生茶(2010年)を初めて試飲してきました。いれたお茶は熟茶と違って緑色をしているのですが、緑茶とも烏龍茶ともまた違った味わいでおいしくいただきました。生茶のユニークな特徴は、熟成が進むにしたがって毎年味が変わっていくので、気長に何十年も同じ茶葉を楽しめるところです。自分も良い茶葉に出会えたら2030年かけて楽しみたいものだなと。
蘭のつぼみ
pu-erh

Sunday, February 27, 2011

古本

我が家の本棚で何気に目にとまったのが、Hamilton Wright Mabieの“In the Forest of Arden”1890年代に出版されたもので、ページはだいぶ黄ばんでいるものの、装丁がとてもユニークで古本が持つ独特の味わいを感じることができます。もう一冊、我が家の100歳以上のコレクション”A Satchel Guide to Europe”。 これも1890年代に出版されたものです。ガイドブックの中には、これを持って旅行した女性のメモや、チケットなどが残されていて、100年前のヨーロッパへの船旅をノスタルジックに想像することができます。ちなみに、Mabie の本はかなり良いストーリーなので、機会があったら一度読んでみることをお勧めします。

古本
In the Forest of Arden
A Satchel Guide to Europe
A Satchel Guide to Europe


Thursday, February 24, 2011

Charing Cross House


ニューヨークの街を歩いていると、著名人が住んでいた建物の入り口あたりに、よくサインを見かけます。意外とおもしろいので、けっこう立ち止まってみてしまうのですが、最近アッパーイーストサイドで見かけたのが、ヘレン・ハーフのアパートメント。何気にサインを読んでいたら、フレンドリーなドアマンが出てきて、ロビーにあるポスターまで見せてくれました。もう十数年前に亡くなってしましましたが、とてもチャーミングな女性だったようです。ちなみに、84 Charing Cross Road”は映画にまでなった有名なストーリーですが、一度も読んだことがなかったので、早速本を手にとってみました。20年にわたるヘレンと古本屋との手紙の交流を読んで、自分も10代の頃は小学校時代の親友と毎月文通をしていたのを思い出し、便箋選びにこだわり、返事が来るのを楽しみに待っていたものだなと。メールが主要になった今では、手紙を出すことも頂くことも少なくなりましたが、年賀状と旅行先からのポストカードだけはいまだに続けています。




Tuesday, February 22, 2011

The Man Who Planted Trees

近所のギャラリーへ写真展を見に行きました。通称アダムパープル、70年代から80年代にかけて、ダウンタウンの廃墟に花や野菜を植え育て、エデンのような庭をつくりコミュニティーに開放した人です。エデンの庭の最後は、無断居住としてニューヨーク市により破壊され、今ではすっかりトレンディーなエリアに変わってしまいました。この展示から思い出されたのが、フランス人作家ジャンジオノの“木を植えた男”という本です。自分の身体一つで、長い年月をかけてひたすら山に木を植えていく老人のショートストリーなのですが、とても哲学的な意味合いが含まれています。自分は英文で読んだのですが、日本語訳では絵本版も出ているようです。
 


Monday, February 21, 2011

コーヒー&ティーフェスティバル

Flushing へ行く予定があったので、台湾茶を扱っているお店を検索してみました。そして、見つけたのが芳茗軒。烏龍茶&老茶の品揃えの豊富さに感激!その上、コーヒー&ティーフェスティバルの無料入場券まで頂きました。翌日、早速フェスティバルへ向かい、最近気になっていた冬茶や上級烏龍茶の試飲を満喫してきました。ちょうど自分と同じ歳の老茶を見つけたので、その試飲もしてみました。予想以上に、口当たりがよくまろやかで、高価でなかったら毎日飲みたくなりそうな味でした。
老茶



 

Sunday, February 20, 2011

フローズンドリンク

真冬なのに19℃まで気温が上がったので、金曜日の夜はフローズンマルガリータで一時の夏を楽しみました。そして、土曜日は強風とともに氷点下の気温に逆戻りです。
蘭のつぼみがだいぶ膨らんできました。花が咲くのが楽しみです

蘭のつぼみ


Thursday, February 17, 2011

The Book of Tea

ここ23日、2月とは思えないほど暖かい日が続いています。
今読んでいるお茶の本です。ベーシックなお茶のタイプと簡単な歴史などについて楽しく学んでいます。ワインやアルコールの本に比べて、洋書だと、お茶に関する出版物はまだまだ少ないので、年末に帰国したときに日本語の本を買い込んでくればよかったなと、少し後悔しています。やっぱり、アジアの国々の方がお茶の世界に関しては先進国ですね。

Tuesday, February 15, 2011

バレンタインズデー

今日は緑茶とEileen’s Cheescakeのイチゴとバナナのチーズケーキでアフタヌーンティータイムです。バレンタインデーということで、頂き物のワイン&ウォッカとフルーツでミックスドリンクをつくってみました。

ハッピーバレンタインズデー

Sunday, February 13, 2011

アトラス“ATLAS of REMOTE ISLANDS”

蘭の新芽がさらに伸びてきました。
今、読んでいる本です。アトラスというタイトルとカバーデザインに惹かれて、ついつい手にとってしまいました。昔から地図や地球儀を眺めるのが大好きで、何時間でも空想の世界にひたって一人で楽しむことができます。この本は、装丁も中身も非常によくデザインされていて、ビジュアル的にも面白い上に、ユニークで詩的な解説がついていて、ソファに座りながら、50の聞いたこともない島々を旅することができます。

バラの紅茶 Rose Scented Tea

毎週末、Harney & Sons へお茶の試飲へ行くのが日課になっています。今週末のメニューはバレンタインデー向けの紅茶です。そのうちの一つがバラの紅茶。贈り物として何度か購入したことがあったのですが、実は一度も試飲したことがなかったもので。バラの香りがとても良くきいていて、味は正当な紅茶で、けっこう自分好みなテイストでした。女性向けのギフトに最適かなと。

Friday, February 11, 2011

2月11日 記念日

20数年、日本で暮らしている間、祝日=学校が休みになるという発想で、お正月以外は全く”祝“という部分を見落としてきてしまいました。そんなわけで、建国記念日とはと調べてみると、「建国をしのび、国を愛する心を養う。」と書かれてありました。アメリカでこれにあたる74日の独立記念日では、大抵の都市で特別なイベントが催され、盛大な花火でしめくくるといった感じで、いかにもアメリカらしい祝い方をします。パーティー嫌いの自分としては、ひっそりと休日を過ごす方が好ましいかなと

Wednesday, February 09, 2011

陰翳礼讃

学生時代を本を読まずに過ごしてしまったので、社会人になって初めて日本文学の面白さに気が付きました。ここ数年は、めっきり英文の本ばかり読むようになってしまいましたが、時々、気分転換に日本語の本に手を伸ばしてみます。そんなわけで、年末に日本を訪れた際に見つけたのが、谷崎潤一郎の“陰翳礼讃”。日本国内を、鉄道で西へ東へ旅をして、新旧、大小の街を訪ね、4年ぶりの実家に落ち着いたあとに、80年近く経った今でも、谷崎潤一郎の“陰翳礼讃”につくづく賛同。そして、旅行中、特に関心したのが、どこへ行っても、公衆トイレがピカピカにきれいだったこと。今回の帰国では、歳を重ねたためか、しばらく遠くに離れているためか、今まで、気にとめることのなかった美しい日本の文化を再認識することができました。


  
新青森新幹線


Monday, February 07, 2011

2月6日

蘭の新芽がだいぶ伸びてきました。毎朝、新芽の成長を観察しながら春の訪れを感じでいます。
最近、お茶を学び始めました。ワイン、ウィスキー、カクテルにも、一時、興味を惹かれましたが、結局のところ、子供の頃から飲み親しんでいるお茶が一番面白いようです。今日は、今一番お気に入りの台湾の烏龍茶”阿里山”と、Falaiのケーキでアフターヌーンティータイムです。スペシャルな急須で入れたお茶は格別においしいです。
今朝、お友達が、忙しい中、わざわざプレゼントを届けにきてくれました。予想通り、お酒。GODIVAのチョコレートリキュール。夕飯の後にロックでデザートとして頂きました。
蘭の新芽

2月6日アフタヌーンティー

2月5日アフタヌーンティー

GODIVAのチョコレートリキュール


Saturday, February 05, 2011

立春

節分と旧暦の正月を一緒に祝いながら、新年の始まりです。