Thursday, February 24, 2011

Charing Cross House


ニューヨークの街を歩いていると、著名人が住んでいた建物の入り口あたりに、よくサインを見かけます。意外とおもしろいので、けっこう立ち止まってみてしまうのですが、最近アッパーイーストサイドで見かけたのが、ヘレン・ハーフのアパートメント。何気にサインを読んでいたら、フレンドリーなドアマンが出てきて、ロビーにあるポスターまで見せてくれました。もう十数年前に亡くなってしましましたが、とてもチャーミングな女性だったようです。ちなみに、84 Charing Cross Road”は映画にまでなった有名なストーリーですが、一度も読んだことがなかったので、早速本を手にとってみました。20年にわたるヘレンと古本屋との手紙の交流を読んで、自分も10代の頃は小学校時代の親友と毎月文通をしていたのを思い出し、便箋選びにこだわり、返事が来るのを楽しみに待っていたものだなと。メールが主要になった今では、手紙を出すことも頂くことも少なくなりましたが、年賀状と旅行先からのポストカードだけはいまだに続けています。