Tuesday, February 22, 2011

The Man Who Planted Trees

近所のギャラリーへ写真展を見に行きました。通称アダムパープル、70年代から80年代にかけて、ダウンタウンの廃墟に花や野菜を植え育て、エデンのような庭をつくりコミュニティーに開放した人です。エデンの庭の最後は、無断居住としてニューヨーク市により破壊され、今ではすっかりトレンディーなエリアに変わってしまいました。この展示から思い出されたのが、フランス人作家ジャンジオノの“木を植えた男”という本です。自分の身体一つで、長い年月をかけてひたすら山に木を植えていく老人のショートストリーなのですが、とても哲学的な意味合いが含まれています。自分は英文で読んだのですが、日本語訳では絵本版も出ているようです。