Tuesday, October 04, 2011

読書の秋

今年は台風やハリケーンが多かったためか、ニューヨークでもしばらく熱帯気候のような湿気の多い毎日が続いていました。10月に入っても雨は続くものの、だいぶ涼しく秋らしい空気を感じるようになってきました。
読書の秋ということで、本屋さんではクラシック文庫がたくさん並べられています。自分もまた、秋の夜長をマルセル・プルーストと共に毎晩過ごしています。先日やっと第一編第一部「コンブレー」を読み終えました。半挑戦的に読み始めた小説でありながら、次第に19世紀末フランスのプルーストの世界へと惹きこまれ、続きが気になった仕方がありません。しかし、分厚い全7巻の超大作、読み終えるまでにはしばらく時間がかかりそうです。

(ロンドンで見かけたペンギン(出版社)の創始者アレン・レーンが最初にペーパーバックを出版した場所です。)