先週、英国俳優兼コメディアンのスティーブン・フライがバーンズ&ノーブルへやってきました。大好きなアーティストを目の前にして大感激でした。ちなみに、観客の大部分は、役者志望らしき若者達でした。残念ながら、自分はサインのチケット確保できなかったのですが、早くから待っていたレイが、サインをもらうついでに、スティーブンに私の方に手を振ってもらうように頼んでくれました。ステージから自分の名前を呼んでくれて(しかも発音正しく)サインよりもうれしい、感動の一瞬を味わえました。
Tuesday, January 31, 2012
Monday, January 30, 2012
アイゼンバーグ
久しぶりにアイゼンバーグへ行ってきました。車を運転していた友人が路駐する場所をなかなか見つけられず、たどり着いたのがここでした。カウンター席に座り、昔から変わらない店内の様子を眺めながら、パストラミ/コーンビーフサンドウィッチとエッグクリームを頂きました。思いがけずに立ち寄ったランチスポットでしたが、古き良きニューヨーク気分を美味しいランチとフレンドリーなサービスで満喫できました。また時々、訪れたいと思います。
Sunday, January 29, 2012
Portrait of an Old Man and a a Young Boy
フリック・コレクションを訪ねた後、メトロポリタン美術館まで歩くことにしました。メトロポリタンは、何度訪ねても新しい発見があり、一番お気に入りの美術館です。今回は、西洋絵画と年末から始まった展示、The Reneaissance Portrait from Donatello to Belliniを見学することにしました。学生時代に2度イタリアを訪ねた際には、イタリア絵画にはあまり興味がなく、美術館で何を見たのか良く覚えていないのがとても残念に思っています。今回の展示は、ユニークな作品がおもしろくアレンジされていて、イタリア絵画が苦手な自分でもかなり楽しむことができました。その中で、特に目にとまったのが、カタログの表紙にもなっている作品"Portrait of an Old Man and a a Young Boy"。マルセル・プルーストの小説"In Search of Lost Time"に登場する絵画の一つです。とても印象的な鼻が一度見たら忘れられません。
もう一つ、醜くありながら、目を離せなかったのが展示のポスターでも見かけた白い彫刻。
もう一つ、醜くありながら、目を離せなかったのが展示のポスターでも見かけた白い彫刻。
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The Frick Collection
先週末、久しぶりにフリック・コレクション(The Frick Collection)を訪ねてきました。かなり充実した絵画のコレクションに加え、フリック氏の美しい邸宅を鑑賞しに、年に一度は訪れるニューヨークの美術館です。ちょうど、前日に雪が降ったため、普段とはひと味違った中庭と、5番街越しに雪景色のセントラルパークを眺めることができました。
今回、どうしても見たかったホイッスラー(Whistler)のポートレイトは残念ながら展示されていなかったため、2月になったら改めて見に行こうと思います。
今回、どうしても見たかったホイッスラー(Whistler)のポートレイトは残念ながら展示されていなかったため、2月になったら改めて見に行こうと思います。
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Tuesday, January 24, 2012
正月飾り
旧正月の伝統に従い、我が家でも蜜柑の山とナッツ、キャンディーを用意しました。そして、壁には、宝、財、招、進という文字が一つになった幸運を招く飾りを。どれも、縁起をかつぐためのアイテムのようですが、こういった昔から続く迷信的な伝統は、迷信と分かっていながらも、しっかりと楽しく従ってしまう自分です。
Sunday, January 22, 2012
新年
旧正月にあわせて、10個目の蘭が開花しました。そして、先端をみるとさらに2つのつぼみが顔をだしていました。こちらは開花するか分かりませんが、3度目でこんなに奇麗な花を咲かせてくれた蘭にありがとう。寅年から始まった備後屋の干支人形も兎から辰へとかえました。今年は、龍のように上へ上へと舞い上がる上昇の一年が訪れますように。
Saturday, January 21, 2012
Friday, January 20, 2012
フライ&ワイルド
英国の俳優兼コメディアン、スティーヴン・フライ(Stephen Fry)が来週、バーンズ&ノーブルへ来る情報を見つけました。Jeeves & Woosterで初めてフライのショーを見て以来、ユニークな演技と言葉の技にすっかり惹き付けられてしまいました。そんなわけで、これまでレイが気になっていたフライ主演の映画、オスカー・ワイルド(Wilde)を早速見てみました。ちなみに、ドリアン・グレイの肖像(The Picture of Dorian Gray)は読んだことがあり、文章の素晴らしさはよく覚えていたのですが、ワイルドの生涯については読んだことがなく、映画を通して、ワイルドの人生についてますます興味がわいてしまいました。来月、パリを訪れる際には、彼のお墓もチェックしたいと思います。
Thursday, January 19, 2012
Monday, January 16, 2012
In Search of Lost Time
去年のロンドン、パリバケーション後に始まり、この週末から第5編『逃げ去る女』(The Fugitive)を読み始めました。第4編までは、図書館からアメリカ版新翻訳バージョンを借りていたのですが、残念なことに、第4編以降はしばらく出版されないようなので、仕方なく、我が家の本棚からイギリス版新翻訳に変えました。コレクターのレイの本なので、折り目を付けないように気を使いながらのリーディングです。ちなみに、昨夜レイも4編を読み終え、以前から我が家にあった、古い翻訳バージョンを読みはじめたようです。
そんな中、二人で何気にイギリス版の表紙カバーを眺め、それぞれのオリジナルの絵画を見てみたくなり......とりあえず、ニューヨークの美術館はこの週末にでも訪ねることにして、そして、この冬またもやパリへ、アート、文学、建築の旅へ出掛けることに。
そんな中、二人で何気にイギリス版の表紙カバーを眺め、それぞれのオリジナルの絵画を見てみたくなり......とりあえず、ニューヨークの美術館はこの週末にでも訪ねることにして、そして、この冬またもやパリへ、アート、文学、建築の旅へ出掛けることに。
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Thursday, January 12, 2012
ミニチュアトレイン
アガサクリスティの推理小説エルキュール・ポアロ(Hercule Poirot)をTVで見ました。探偵シリーズはお気に入りのエンターテイメントの一つです。またもや、オリエントエクスプレスが登場し、何気に思い浮かんだのがThe Red Cabooseです。年末にタイムズスクエア付近を歩いていてサインを見つけ、気になって覗いてみたミニチュアトレインの模型専門店です。地下にある店内は、歩くのもやっとなほどに電車の模型から模型作りのアイテムまで、隙間狭しと陳列されていました。実はけっこう電車好きで、ユニークなコレクションを眺めるのが楽しみの一つでもあり、思いがけない場所で、思いがけない楽しい一時をすごすことが出来ました。
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Tuesday, January 10, 2012
Dinner Jacket & Dress
ここしばらく、ディナージャケット探しに高級紳士服店からカジュアルストアーまで、いろいろと見て歩き回っていました。正直、価格の違いの他、どれも似たり寄ったりの中、一つだけ印象強かったのは、サックスのウィンドーに飾られていたミッドナイトブルーのスーツ。微妙な青黒さがとても奇麗な色合いをしていました。もちろん手の届く値段ではなかったため、最終的に、近所で見つけたとてもユニークな問屋的なお店で決めました。ちなみに、写真は、同じくサックスのウィンドーです。何気に20年代を思わせるラインのドレスにビーズがちりばめられ、一目惚れ。でも結局、違うドレスを選ぶことに。
Sunday, January 08, 2012
E.T. (Extra Terrestrial)
いわゆる"アンティーク"ショップのウィンドーで見かけた置物です。何気にE.T.を思わせる表情に惹かれついつい立ち止まってしまいました。
一昨日プルーストの5巻を読み終え、6巻を始める前に、イギリス作家ウェルズ(H.G. Wells) のSF小説『宇宙戦争』(The war of the Worlds)を読み始めました。年末に友人とディナーへ行った際に話題にのぼった作品で、意外とSFものに興味もあったので図書館から借りてきました。
一昨日プルーストの5巻を読み終え、6巻を始める前に、イギリス作家ウェルズ(H.G. Wells) のSF小説『宇宙戦争』(The war of the Worlds)を読み始めました。年末に友人とディナーへ行った際に話題にのぼった作品で、意外とSFものに興味もあったので図書館から借りてきました。
Saturday, January 07, 2012
Thursday, January 05, 2012
Ὀδύσσεια
午後、招待状のための封筒と紙を探しへ、最寄りの画材屋へ出掛けて行きました。簡単な買い物のはずが、なかなかお目当ての色とサイズの紙が見つけられず、半日かけてキャナルストリートから17丁目までの文房具屋を歩きまわることに。そして、最後にたどり着いたのが、カード作りの専門店。様々な種類の紙から小物までカードクラフトに関する道具が豊富に揃っています。すっかり歩き疲れて、帰途につく途中、近くの子供向けの本屋で目にとまったのが、オデュッセイアのショーウィンドー。我が家にも、ホメーロス(Homer)のThe Odyssey & The Iliadが新品のまま本棚に並んでいますが、自分にはちょっと難しすぎるので、今日見かけた、飛び出す絵本バージョンあたりがちょうど良いかなと。
Tuesday, January 03, 2012
A Dance to the Music of Time
年末年始の週末にかけて、Anthony Powellの小説"A Dance to the Music of Time"から制作されたTVシリーズを鑑賞しました。Poussinによる同名の絵画を発想に描かれた作品です。貧困、労働、富、そして頂点に達してまた貧困へ戻っていくといった考えです。客観的に登場人物達のそれぞれの人生をたどっていくうちに、この単純なアイディアが面白いほどリアルに伝わってきました。加えて、20世紀始めから半ばにかけての英国文化、特にファッションや階級などの様子が細かに描かれ、12章の大作ではありますが、読んでみたい本のリストに加わることに、、、。
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Monday, January 02, 2012
Sunday, January 01, 2012
賀正
10回目の新年をニューヨークで迎えました。帰国前の最後の大晦日は、近所に住む親しい友人宅で、マンハッタンとオールドファッションと共に過ごしました。友人カップルとのんびりと語りながら、途中古い写真を振り返って見てみたりと、ついつい楽しく飲み過ぎて、、、新年早々、昼寝をしてだらだらとアメリカらしいお正月を迎えることに。
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