年末年始の週末にかけて、Anthony Powellの小説"A Dance to the Music of Time"から制作されたTVシリーズを鑑賞しました。Poussinによる同名の絵画を発想に描かれた作品です。貧困、労働、富、そして頂点に達してまた貧困へ戻っていくといった考えです。客観的に登場人物達のそれぞれの人生をたどっていくうちに、この単純なアイディアが面白いほどリアルに伝わってきました。加えて、20世紀始めから半ばにかけての英国文化、特にファッションや階級などの様子が細かに描かれ、12章の大作ではありますが、読んでみたい本のリストに加わることに、、、。