Saturday, April 30, 2011

花見

ブルックリン植物園へお花見へ行ってきました。この植物園には、ソメイヨシノからしだれ桜まで様々な種類の桜の木が植えられています。その中でも一番の見所は八重桜です。100本以上の木が芝生の上に並んでピンク一色に染まった様子はとても迫力がありきれいです。

Friday, April 29, 2011

昭和の思い出

小学三年生まで過ごしたアパートの隣に小さな駄菓子屋さんがありました。小さな店内にある小さなアイスクリームケースと奥へつながる小さな扉だけが印象強く残っています。そこで、唯一残る駄菓子の記憶は“ビックリマンチョコ”。チョコレートをはさんだウェハースにおまけとしてシールが一枚入っています。小学校に入ったあたりから、特に男の子達の間でシールのコレクションが流行りだし、“天使”“悪魔”やレアものなど見せてもらったのを覚えています。自分はコレクションには全く興味が無く、ただウェハースのお菓子が好きだったので、希少度の高いシールが入っていたときは、お友達とトレードしてあげたりしていました。
後で聞いた話ですが、この駄菓子屋も店を切盛りしていたおばあちゃんが亡くなったあとに閉められたようです。



Thursday, April 28, 2011

Tシャツリメイク

ここ数日、夏日が続いていたので、クローゼットに眠っていたX-LargeサイズのTシャツを使ってカジュアルなワンピースを作ってみました。ずいぶん前にプリントしたシルクスクリーンの絵合わせに少し頭を使いましたが、短時間で完成させることができました。

Tuesday, April 26, 2011

フリーマーケット

ここ数年、マンハッタンのFlea Marketはだいぶ姿を消してしまってきています。そんな中、しばらく気になっていたのが、Judson Memorial Churchで月に一度開催されるFree Market。この教会の歴史自体が意外と面白く、ヴィレッジにあるだけあってアート、ミュージック、シアターなどの活動に長く従事しているようです。現在のミニスターも女性というだけあって礼拝自体もかなりユニークなようです。ところでフリーマーケットはボランティアによって運営されていて、さすがにFreeとあって、誰でも自由に無料でほしいものがあったら持ち帰ることができ、寄付するものがあれば置いていくことができます。ちょうど訪ねたのがイースターサンデーだったので、いつもより小規模だったようですが、自分のリサイクルプロジェクトに使いたいアイテムをいくつかピックアップすることができました。

Sunday, April 24, 2011

復活祭

今日はイースターサンデーです。十字架にかけられた死んだイエスが復活したことを記念する日です。街中では、生命の象徴にちなんだイースターエッグやバニーがあふれています。
復活から何気に結びついたのが“復興の狼煙”ポスタープロジェクト。“前よりいい町にしてやる。”というキャッチフレーズが力強く、ポスターの写真に写った岩手県釜石市の住人達がとてもたくましく美しいのが一度見たら忘れられません。

Saturday, April 23, 2011

新茶

新茶の季節がやってきました。クイーンズにあるお気に入りのお茶専門店で中国台湾茶の試飲をしてきました。まずは今一番夢中な台湾烏龍茶から。ここのお店は台湾の伝統的な茶作りをサポートしているため、職人の手により手間隙かけて作られた味わいの深い烏龍茶を購入することができます。ティーマスターと茶話に花を咲かせながら2種類の烏龍新茶と西湖の龍井茶を頂きました。さらに台湾茶の世界に惹きつけられ、西湖の緑茶の新鮮な香りと茶葉を満喫してきました。

Friday, April 22, 2011

Earth Day

My year” はロアルド・ダールによる随筆です。1月に始まり12月まで月毎に彼の視点から過去と現在を織り交ぜながら四季の移り変わり等を記しています。クウェンティン・ブレイクによる挿絵がさらに楽しさ加えてくれます。
都会に住んでいても、自然の変化は四季折々、自分の生活を楽しませてくれます。ちょうど今の時期は、街路樹の新芽が日々成長し、毎日どこかで新しい花が咲き、一瞬たりとも飽きることがありません。

Wednesday, April 20, 2011

無用の用

“人は皆、有用の用を知るも、無用の用を知らず。”荘子の名言の一つです。無用なものに用を発見することこそ人間の本来の知恵であり創造的で豊かな生活を生み出すのではないかと。
そんなことを考えながらクローゼットに眠っていたドレスと余り布をリサイクルしてワンピースを作ってみました。

Tuesday, April 19, 2011

リフレクティングプール

先日、大雨の降った翌朝にカーテンを開けて見るとバルコニーが水溜りに変わっていました。青空と太陽の光が反射してあまりにきれいだったのでしばらく見入ってしまいました。

Monday, April 18, 2011

マハトマガンディー

マハトマガンディーはインド独立の父、そして特に非暴力思想と運動で有名であり、彼の哲学は今でも世界中に影響を与えています。ガンディーの残した言葉の中で私の好きなものは“Instead of thinking of improving the world let us concentrate on self-improvement…..” & “If we are to make progress we must not repeat history but make new history….”。彼のエッセイの中では政治と宗教への思想を書いたものが特に印象強く、現在、国内、海外からも大きな批判の的となっている日本のリーダー達にも是非見習ってもらいたいものだと思います。

Sunday, April 17, 2011

愛未来

アイウェイウェイが拘束されてから2週間。417日午後1時に世界各地の中国大使館前でアートなプロテストが行われました。アイウェイウェイは自分の現代芸術の見方を大きく変えた人物であり、彼の生き方にも惹かれたため、小さいながらも彼の運動にサポートを示すため、ニューヨークにある領事館前でのプロテストに参加してきました。ハドソン川沿いの通りに100人前後のニューヨーカーと中国人グループが集まり穏やかにアイウェイウェイ開放と政府への批判をしめしました。

Saturday, April 16, 2011

韓国粉青沙器

メトロポリタン美術館へ韓国の粉青沙器の展示を見てきました。李朝時代の民衆の中から生まれた磁気です。その素朴な色合いと模様、そして多少ゆがんだ形が、日本の茶人たちの心を惹きつけ、私の心も惹きつけてしまいました。
何度訪れても楽しいメトロポリタン美術館。毎回必ずチェックするのは、エジプト館にいるミュージアムマスコット“William”とロビーに飾られている花。今日はピンクのつつじが満開でした。
 

Friday, April 15, 2011

街路樹

クリントンストリートの街路樹ブラックチェリーが満開です。毎年この時期は、この道を通るのが楽しみです。今週末はNY中の街路樹が白い桜で埋め尽くされそうです。

Thursday, April 14, 2011

さくら茶

街路樹の桜が少しずつ咲き始めてきました。そんなわけで、先日頂いたさくら茶を緑茶と一緒に淹れてみました。久しぶりの緑茶だったので、南部鉄の急須を使ってみました。実家の新築祝いに頂いて以来10数年間使われずにいた急須です。うちに持ち帰ってきて以来、コーヒーテーブルの上でインテリアとしてしばらく観賞されていました。

Wednesday, April 13, 2011

手仕事の日本

柳宗悦著“手仕事の日本”を読みました。戦時中に書かれたこの本は、当時すでに、機械化と西洋化の波が押し寄せ、日本固有なものや手仕事の大切さが蔑ろにされつつある中、柳が日本全国を旅してまだ各地に残る地方独特の手仕事の美を紹介したものです。そのほとんどの品物は、すでに時代遅れとなり伝統工芸品となりつつありますが、柳が述べる道徳的手仕事の美は、品物作りに限らず、いつの時代でも変わらない考えであるべきだと思います。
去年4年ぶりに仙台を訪れた際、一層都市化が進み便利になった反面、画一的なつまらない街になりつつあることに非常に残念に思いました。また今回の震災でも、便利な生活に慣れた都心の人達は、物資買いだめ等自己中心的な行為に走り、一方、被災地の村の人達は近所で助け合い自給自足で難を乗り切りました。日本はもっと、このような小さな農村や漁村の存在を大切にし、そこから真の知恵を学ぶべきではないのかと。

Tuesday, April 12, 2011

一九八四年 

“一九八四年”はイギリス人作家ジョージ・オーウェルによるディストピア小説です。1949年に出版され、1984年のロンドンが舞台です。“War is Peace” “Freedom is Slavery” “Ignorance is Strength” が党、Big Brotherのスローガン、主人公ウィンストンが現政治体制に疑問を抱くところからストーリーが展開していきます。とてもフィクションとは思えないところがまた面白く、この小説からいくつもの言葉が引用されるようにまでなりました。
“一九八四年”から今特に考えさせられるのが中国の現代芸術化アイウェイウェイ。アートを通して表現の自由、体制批判を訴え、政府からの圧力を恐れずインターネット上でも勢力的に活動を続けていた人物です。現在経済犯罪の容疑で拘束中でありますが、無事に釈放され、彼の思想が一人でも多くの彼の人々に伝えられることを祈ります。

Monday, April 11, 2011

The Wonderful Story of Henry Sugar

イギリス人作家ロアルドダールの本を3冊道端で拾いました。ダールといえば、映画の原作となった“ジャイアントピーチ”“チョコレート工場”“ファンタスティックMr. Fox”が特に知られているかもしれませんが、自分のお気に入りは“Henry Sugar”。彼の作品らしく、スイートで捻くれていて、そしてファンタスティックな心温まるストーリーです。ダールの子供向けの著書は、大人になっても読みたい、何度読んでも楽しめる作品ばかりです

Sunday, April 10, 2011

Fun Stuff

NYに来てからたくさん歩くようになりました。街を歩いていると何気に面白いものや人を発見します。最近目にとまったのが、ショーウィンドーに飾ってあったフレーム。フレームの中には、いつ誰が描いたのか分からないけどユニークなポートレートが。そして、ふと足元を見て見つけたのが、下水溝に掘られた魚のイラスト。どういう意味なのかは分からないけれど面白いので写真に収めてしまいました。


Saturday, April 09, 2011

木蓮

白木蓮が満開です。紅色の木蓮も徐々に咲き始めました。ピンク色の木蓮に誘われてJefferson Market Gardenを訪ねてきました。名前の分からない小さな花たちがかわいらしく咲き始め、冬の間殺風景だった庭が、少しずつ彩を増してきています。このウェストヴィレッジにあるコミュニティーガーデンは、学生時代に課題のサイトとしても取り上げられた思い出深い場所である上、手入れがよくされていて、春夏秋冬を楽しめる都会の中のオアシスです。マンハッタンにはいくつかこのような庭があります。
 

Friday, April 08, 2011

Loren Connors Haunted House

Issue Project 10年ぶりにLoren Connors率いるバンドHaunted Houseのパフォーマンスが行われました。ヴォーカルSuzanne Langille、ギターAndrew Burnes、パーカッションNeel Murgai、そしてギターLoren Connors。ローレン、スーザン、ニールの音楽はソロ、デュオ等で聴いたことがありましたが、バンドとしての観賞は初めてだったので、ひときわ特別なショーとなりました。パフォーマンスも普段よりも長めで、ローレンのギターもいつもに増して力が入っていたように聞こえました。

Thursday, April 07, 2011

喫茶養生記

東京から知人が訪ねてきました。そのついでに、本を購入して頂きました。少し悩んだ後に、茶と仏教に関する単行本を5冊。早速、現代語訳された栄西による“喫茶養生記”を完読し、さらに、茶の歴史、仏教の歴史、東洋の歴史への興味を広げることとなりました。

去年の夏の終わりに小さめの白い蘭を購入しました。1ヶ月強、花を楽しみ、その後お花屋さんのアドバイスに従い枝を切って次のシーズンを待つことにしました。週に一度水を与えるだけで特に大した世話をすることもなく4ヶ月が経ち、2月になって待ちに待った新芽が出てきました。それから2ヶ月程、毎日の成長を観察するの非常に面白く、そして満開の花を再び楽しんでいます。ちょうど7つ目の蕾が開花したあとに、半年以上も探し続けていた鉢にめぐり会うことができました。良いサイズ、価格で気に入ったデザインを見つけられないまま2度目の花が咲いてしまいましたが、今やっと鉢も加わり、我が家のリビングルームのフォーカスとなっています。
      

Sunday, April 03, 2011

笹蒲鉾

仙台駅のお土産売り場には、牛タン、漬物、お菓子など、目移りするほどたくさんのチョイスがあります。とても楽しい買い物の反面、今回はどこのお店のどのアイテムにしようかと、とても難しい選択を迫られることになります。そんな中、毎回かかさずに、自分へのお土産として購入するのが笹蒲鉾。おやつにも食事にもなり子供の頃からの好物です。鐘崎か阿部蒲鉾か迷った末に、袋に描かれた可愛らしい鯛のデザインに惹かれて鐘崎を選んでしまう傾向にあります。年末に松島を訪れた際には、母が松かまから日持ちのする真空パックのものを買ってくれました。そして、久しぶりに祖父宅を訪ねた際には、豪華な仕出し料理に加えて鯛や松竹梅を形どった細工蒲鉾まで用意してもてなしてくれました。今思うと何気に自分の生活に密着した蒲鉾、今回の震災で大きな被害を受けたようですが、ぜひ宮城の名産を失うことのないように再建に向けてがんばってほしいと思います。

ネクタイ

半端布でネクタイを作りました。多少、手間はかかりますが簡単に作れるので、楽しい作業です。

Friday, April 01, 2011

メイシーズフラワーショー

今年もまたメイシーズのフラワーショーが始まりました。毎年かかざず見に行くイベントの一つです。デパートの1階の売り場とショーウィンドーが世界中の花で埋め尽くされます。今年のテーマは“Towers of Flowers”。おとぎ話の世界をイメージしたメインピースがいくつか見られました。不況のせいか、例年に比べてアレンジに奇抜さがかけているような気もしましたが、たくさんの花を一度にこうやって楽しめるだけで大満足です。ちなみに、DCの桜はちょうど見ごろなようです。NYは今朝も雪がちらついていて、春はもう少し先になりそうです。
メイシーズといえば、1947年の映画“34丁目のクリスマス”の舞台になったことでも知られていて、ホリデーシーズンにはクリスマスディスプレイでも有名です。そんな老舗のデパートメントストアの中に今でも残っているのが木製のエスカレーター。まだ現役で動いています。