仙台駅のお土産売り場には、牛タン、漬物、お菓子など、目移りするほどたくさんのチョイスがあります。とても楽しい買い物の反面、今回はどこのお店のどのアイテムにしようかと、とても難しい選択を迫られることになります。そんな中、毎回かかさずに、自分へのお土産として購入するのが笹蒲鉾。おやつにも食事にもなり子供の頃からの好物です。鐘崎か阿部蒲鉾か迷った末に、袋に描かれた可愛らしい鯛のデザインに惹かれて鐘崎を選んでしまう傾向にあります。年末に松島を訪れた際には、母が松かまから日持ちのする真空パックのものを買ってくれました。そして、久しぶりに祖父宅を訪ねた際には、豪華な仕出し料理に加えて鯛や松竹梅を形どった細工蒲鉾まで用意してもてなしてくれました。今思うと何気に自分の生活に密着した蒲鉾、今回の震災で大きな被害を受けたようですが、ぜひ宮城の名産を失うことのないように再建に向けてがんばってほしいと思います。