最近新しくチャイナタウンに現れたストリートフードです。繭玉のような形をしたお菓子です。出来立てのうちに食べないとすぐに新鮮さが失われてしまうようです。あっさりした繭生地と中に包まれた甘いナッツの相性がぴったりです。見た目の面白さ以上に味もなかなかで、もちろんチャイナタウンプライス。また午後のおやつに立ち寄りたいと思います。
Tuesday, November 29, 2011
フローラ展
ジャズレコードのアルバムカバーで有名なジム・フローラ展をイーストヴィレッジにあるドリアングレイギャラリーにて見てきました。レイに教えてもらうまでフローラの作品はよく知らなかったのですが、カバーデザインから、絵本や版画まで幅広いメディアにわたった独特の世界にすぐに惹きこまれてしまいました。ギャラリーの女性が、アーティストについてや裏話を聞かせてくれて、不思議なキャラクター達とともに楽しいひと時を過ごすことができました。
Monday, November 28, 2011
クリスマスデコレーション
我が家でも早速クリスマスの飾り付けを行いました。以前はもみの木を毎年購入していたのですが、ここ数年はプラスティックの木を再利用しています.....。蘭の鉢にも手作りのオーナメントをぶら下げてみました。クリスマスは準備をしているときが一番楽しいですね。
Sunday, November 27, 2011
Wednesday, November 23, 2011
ルイスチェスマン
スコットランドのルイス島から出土したチェスの駒です。12世紀に作られ、ほとんどがセイウチの牙から彫られています。67個が大英博物館に11個がスコットランド国立博物館に所蔵されています。9月に英国旅行へ行ったとき、ロンドンでは歩きつかれ、エディンバラでは時間がなく両方のチェスマンを見逃してしまい、非常に残念に思っていました。しかし、そのコレクションの一部が今月からクロイスターズ美術館で展示を始めたので、早速マンハッタンの端まで出かけていきました。クロイスター周辺にはのんびりとした公園があり、そこからハドソン川を眺めることができ、とても快適な環境であるのですが、ダウンタウンの我が家からはちょっと遠いのでなかなか足を運びにくい場所でもあります。久しぶりに美しいクロイスターの建物と周辺の景色を楽しみ、待ちに待ったチェスマンとの対面をはたしてきました。当時の製作者は真面目な表情を彫ったようですが、ひとつひとつユニークな顔立ちはユーモアあふれかわいらしいと言わずにはいられませんでした。また大英博物館へも行きたいけれど、クロイスターの落ち着いた空間にてゆっくりとルイスチェスマンを観賞することができ大満足でした。
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Tuesday, November 22, 2011
二十年パート2
20年ぶりに4年弱過ごした町を訪れてきました。駅前にはビジネスホテルが建ち、かつて田んぼが広がっていたあたりは住宅等が建並び開発され、すっかり当時の面影を失っていました。友人の車から、必死に見慣れた景色を見つけようとし、やっと目に留まったのが神社脇の小道。週に2、3回そろばん教室行くのに通っていた道で、教室として使われた小屋はなくなっていたものの、よく遊んだ神社と古びた公民館は変わらずに今も残っていました。以前、十数年ぶりに8年住んだ町を訪れた際にも、やっぱり最初に見つけたのは通いなれた小道でした。そういえば、子供の頃は、車が通らないような道ばかりを散策していたのだなと思いつつ、思い出の神社を見て回りました。
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architecture
Monday, November 21, 2011
二十年
時差ぼけのため、午後になると睡魔がおそってきます。昨日はうっかり昼寝をしてしまったため、明け方まで眠れず秋の夜長?をプルーストと共に過ごしました。
プルーストの美しいCombrayでの記憶に誘われ、日本を訪れた際に古い友人と20年ぶりの再会をはたしてきました。小学校5、6年生の時の親友で自分の家族が引っ越した後も文通を続け、大人になってからも時々手紙のやりとりをしていました。そうはいっても、人生の中でいろいろと変化のある時期をお互いにみていなかったため、外観の変化以上に20年経った今でも昔と変わらずに話ができるかどうかが一番大きな不安でありました。年月を経て自分の記憶も実際の出来事から美化されたイメージへと変わりつつあり、再会が楽しみであると同時に新しい友人に出会うような緊張も感じることとなりました。
そして、再会。お互いに自分たちの母親そっくりに年を取ったようで、すぐに分かり合えることができました。4年弱しか住んでいない町でしたが、20年経った今でも変わらない愛着心を覚え、この友人とこれからもずっと交友関係を築いていきたいと思い、かつてと同じ感情を胸に駅を後にしてきました。
プルーストの美しいCombrayでの記憶に誘われ、日本を訪れた際に古い友人と20年ぶりの再会をはたしてきました。小学校5、6年生の時の親友で自分の家族が引っ越した後も文通を続け、大人になってからも時々手紙のやりとりをしていました。そうはいっても、人生の中でいろいろと変化のある時期をお互いにみていなかったため、外観の変化以上に20年経った今でも昔と変わらずに話ができるかどうかが一番大きな不安でありました。年月を経て自分の記憶も実際の出来事から美化されたイメージへと変わりつつあり、再会が楽しみであると同時に新しい友人に出会うような緊張も感じることとなりました。
そして、再会。お互いに自分たちの母親そっくりに年を取ったようで、すぐに分かり合えることができました。4年弱しか住んでいない町でしたが、20年経った今でも変わらない愛着心を覚え、この友人とこれからもずっと交友関係を築いていきたいと思い、かつてと同じ感情を胸に駅を後にしてきました。
Saturday, November 19, 2011
Sunday, November 13, 2011
柿
それにしても、柿の木ほど日本の景色にぴったりな木はないなとつくづく感じています。ちょうど今、どこの家でも実が収穫時でついつい物欲しげに眺めてしまいます。今朝、お向かいの家から、補修工事でうるさくなるのでと、渋抜きををした柿を持ってきてくれました。毎年、柿を頂いている家で、去年遊びに来たときは干し柿にして家の外にぶら下がっていました。
今朝頂いた柿 |
祖父宅で干されていた柿。この辺りではよく見かける光景です。 |
Wednesday, November 09, 2011
本屋
帰国して初めて仙台の市街地を訪ねてきました。まず最初に行こうとしたのは、常に建築とシネマ関係の品ぞろえが非常に豊富だったジュンク堂。ところが、駅から歩いてふと上を眺めると、書店が入っていたはずのビルが改修中。そして、次に訪ねた本屋は震災のためクローズ。すっかり途方にくれたため、ちょうど近くにあった情報センターで街の地図に主要書店の位置をマークしてもらいました。そういえば昔よく立ち読みをした3つ目の書店では目的の本を見つけられず、最後に訪ねた書店ではなぜか建築のセクションは全く存在せず。地震の影響がこんなにも本屋に影響するとは予想外だったため、本好きの自分にとって驚きと多少の不便を経験することとなりました。
明日、他の用事ついでに東京の大きな本屋を訪ねたいと思います。
明日、他の用事ついでに東京の大きな本屋を訪ねたいと思います。
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book
Monday, November 07, 2011
南天 鈴蘭
毎回、久しぶりに実家に帰って驚くのが、自然と増殖していく庭の花々。新築当時は、どこからともなく現れたスミレが毎年増えていくのを楽しく眺めていましたが、今では家の周り中に百合がポツリポツリ。そして、東側にコスモスの群れ。季節がら、百合は枯れ、コスモスは刈り取られてしまいましたが、今ちょうど実を持っていたのが、鈴蘭と南天。鈴蘭は、以前すみれが繁殖していたあたりにごっそりと広がっていました。赤い実を見るのは初めてで、鈴蘭に実がなることも初めて知りました。南天は、いくつか庭木として植えられていたのですが、駐車場わきに赤い実がなる木が自然と生えてきていました。すっかり太く大きく育っているのにびっくりしてしまいました。
庭木のきれいなもみじが、この雑草的な花々に押されがちではありますが、自由奔放に咲き乱れる様子を楽しく眺めています。
庭木のきれいなもみじが、この雑草的な花々に押されがちではありますが、自由奔放に咲き乱れる様子を楽しく眺めています。
野生化した南天 |
庭木の南天 |
鈴蘭の実 |
曲がり梁
帰国した翌日、犬と一緒に母の実家を訪ねてきました。古い母屋の瓦が落ちたため、屋根にブルーシートがかけられ重石でおさえてありました。増築した境目の天井に大きな亀裂も入っていましたが、とりあえず家はまだ建っていたので一安心しました。子供の頃、毎年の冬休みを楽しく過ごした部屋がなくなってしまうのを少し寂しく思いつつ、取り壊される前に帰ってきてよかったとつくづく感じました。そして、もう一か所建て替えが必要なのは、母屋の前に建っている古い木造の納屋。これまで特にじっくり見たことがなかったため、上を見上げて曲がり梁がかかっているのにびっくりしてしまいました。聞くところによると、古家から再利用したもので、過去二回の地震を乗り越えてきた梁のようです。当時は珍しくなかったようですが、今となってはアンティーク。あまりに勿体ないので、取り壊す際には捨てずに保存してほしいとお願いしてしまいました。
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architecture,
japan
Friday, November 04, 2011
紅葉
一年ぶりに日本へ帰ってきました。普段は通路側の席を選ぶのですが、今回は急な旅程のため窓際の席に座ることになりました。ちょうど天気も良かったので自由の女神像から、カナダの海に浮かぶ流氷、真っ白なロシアの山景色までしっかり楽しんできました。でも今回一番きれいだったのは、群馬、栃木周辺上空からの眺め。山一面が真っ赤に紅葉していて、滅多に見ることのできない景色に感激。そして、成田周辺の海上にて、うっすらと浮かぶ雲の上に円形の虹がかかり、その中央に飛行機の影が。13時間強の長いフライトをマーセル・プルースト第3巻を読みつつ楽しく景色を眺めながら、一睡もせず成田へと到着しました。
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