Saturday, July 30, 2011

ダンス&シング

アステアのタキシード姿に惹かれ“Top Hat ”を見て以来、すっかりフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの映画にはまってしまいました。図書館から30年代から40年代にかけて二人が共演するDVDを全て借りて、ここ一週間、毎晩アステアナイトをエンジョイしていました。ロマンチックな歌と、迫力ある踊り。自分もこんな風に踊れたらなと憧れながら、二人のダンスパフォーマンスに釘付けです。ちなみに、10作見た中で、やっぱりお気に入りはTop Hat。そして9作目から10年のブランクをあけて共演したThe Barkleys of Broadday(ブロードウェイのバークレー夫妻)。夫婦役を演じ、さらにコンビとして最後の映画ということもあり、一段とスイートでロマンチックで、そして笑える作品です。
Follow the Fleet(艦隊を追って)のシーン

No54アステア ムービングイメージミュージアムにて

N074ロジャース ムービングイメージミュージアムにて

マペットショー

クイーンズにあるムービングイメージミュージアムへ、ジム・ヘンソンの展示を見に行ってきました。階段を上って、まず笑顔で出迎えてくれたのが最も有名なキャラクター、蛙のカーミット。ケース越しでありながらも、近くで見ることができて大感激。セサミストリートやマペットショーでお馴染みのキャラクター達に加え、TVコマーシャルに使われたユニークなキャラクター達にもお目見えすることができました。セサミストリートの番組には、あまり馴染みがないのですが、少し前に近所の小学校で番組の撮影をしていたときは、マペット見たさについつい立ち止まってしまいました。

Thursday, July 28, 2011

Floppy Hat

この夏のお気に入りの帽子です。70年代風の大きな縁がとてもエレガントで、日差しもしっかり防いでくれます。

Tuesday, July 26, 2011

オータムジャケット

ずいぶん前に、レイが香港から黒いジャケットを買ってきてくれました。ボタンの位置と襟のデザインが特徴的でとても気に入って愛用していましたが、だいぶ古くなってきてしまい、そろそろリタイアさせた方が良いかなと思っていたところ、このジャケットと同じ布が我が家のクローゼットの中にあるのを発見。そんなわけで、お気に入りのジャケットをもとにパターンをおこして同じようなジャケットを作ってみました。けっこう簡単にできたので、布違いでもう一つ作ってみようかなと思います。でも、外は猛暑の真っ只中で、早く涼しい秋が来て、新しいジャケットのお披露目が出来る日が待ち遠しいです。

Monday, July 25, 2011

The Book of Fungi


最近、植物に関する本をいくつか読んでいます。そのうちの一つが“The Book of Fungi”。ここ数週間、ストランドブックストアへ行くたびに立ち読みしていたら、レイが図書館から借りてきてくれました。本というよりも図鑑で、世界中から600種類のキノコが実物サイズの写真つきで紹介されています。色鮮やかで様々な形をしていて、写真を見ているだけで楽しめます。でも一番おもしろいのは、食用か毒か。いかにも毒キノコらしいものが食用だったら、スーパーでみかけるようなものが毒キノコだったり。自然が創る不思議な生物をエンターテイメント感覚で学んでいます。

Saturday, July 23, 2011

梅シロップ

今日は大暑にふさわしい蒸し暑さです。先日、頂いた梅を使って梅シロップを作りました。室内の気温が暑すぎるので、冷蔵庫の中で保管。そして待つこと10日間。今朝、梅を取り出し火を入れて別の容器に移し変えました。早速、水で割って氷を入れて味見。意外と満足いく出来栄えだったので、梅をくれたサンドウィッチショップの友人にもおすそ分けすることにしました。ランチついでに、お店にたちよりシロップをわたすと、店のメニューから東南アジア系の梅サイダーを作ってくれました。甘くてしょっぱい炭酸水で、慣れるとけっこう癖になる味かもしれません。帰り際に炭酸水を買ったので、しばらく自家製梅ソーダを楽しもうと思います。ちなみに、また大量に梅を頂いたので、今度は醤油にでもつけようかなと思案中です。
day1 - day10

梅を頂いた友人へ

Friday, July 22, 2011

大暑

大暑を目前にここ数日蒸し暑い日々が続いています。昨夜は一晩中エアコンを消せずに朝を迎えてしまいました。今朝は8時前からすでに90F の暑さ。東向きの我が家はカーテンを閉めも朝日をたっぷり浴びて温室状態で、全室エアコンをつけてもいつものように涼しくはならず。さすがの暑苦しさに今日は外を歩く人数もまばらなようです。唯一うれしいのは、湿気が多いためか、日に2度シャワーをあびても、普段の乾燥肌がローションいらずに潤ってくれていることくらいです。
毎年この時期になると、東北の涼しい夏が懐かしくなります。実家にいた頃は年に1、2度寝苦しい夜がある程度で、たいていエアコンいらずで夏をしのぐことができました。関東育ちではありますが、年々、暑い夏より寒い冬の東北のほうが住みやすいように感じてきています。
今夜も明日もまだまだ熱波が続くようです。

Thursday, July 21, 2011

シーズ ヒーロー

5月のイベントでたまたま遭遇したのがエアルーム品種の種を販売する若手ファーム経営者のトーク。農家に生まれ育ち、高校生の頃から、種のコレクション、販売を始め、現在では地元ミズーリーにファーム、レストラン、ショップを構え、この春にはカリフォルニアに2店舗目の種の店までオープンさせました。ガーデニングファン達に最も人気があるのが、彼のカタログで、一つ一つの種の由来が丁寧に説明されており、読み物としても十分楽しめます。今日たまたま、いつもの本屋で10月に出版予定の彼の本を見つけ早速読み始めたところです。始めてトークを聞いて以来、彼の農業への情熱と知識の深さに魅了され、今ではすっかりちょっとしたヒーローです。自分でも家庭菜園を始められたら良いのですが、昔からの虫フォビアが悪化していく一方で、これを克服するまで残念ながら畑仕事は難しそうだなと。でも、一度はるばるミズーリーまで、ファームイベントを見に行きたいなと思っています。

Wednesday, July 20, 2011

Adam E. Petrella

日曜日に久しぶりにウィリアムズバーグへ行くことにした一番の理由は、小さなミュージアムを見ることでした。古いブラウンストーンのストアフロントにあり、2つの小さな展示室と裏庭に、ニューヨークの変わったヒストリーとそれに関するアイテムがところ狭しと並んでいます。ちなみにトイレの中にも、不思議なアイテムがぎっしりと並んでします。このカオスの一角に展示されているのが、チャイナタウンの交差点にあった小さな赤いニューススタンドとその中身の一部。小さなスタンドの外側は、ユニークな絵とサインで埋め尽くされ、特にブルスリーの絵がたくさん並んでいたのを覚えています。このスタンドとそのオーナーは知る人ぞ知るニューヨークのキャラクター的存在でもありました。しかし、数年前にオーナーが高齢のため亡くなり、ニューススタンドはミュージアムへと移されました。
今、この交差点にはうっすらとスタンドの跡だけが残っています。



スタンドの跡

Monday, July 18, 2011

ウィリアムズバーグブリッジ

日曜日の朝、ウィリアムズバーグへ行くことにしました。相変わらずの猛暑の中、久しぶりに橋を渡って歩いて行くことに。川の上は、心地よい風が吹いていて、思ったよりも快適で、マンハッタン、ブルックリンの両景色を眺めながら30分のウォーキングを楽しみました。ウィリアムズバーグを少し歩いた後に、レイが前から気になっていたバーベキューレストランでランチ。お洒落なインテリアと、美味しいリブとブリスケットに大満足した後は、また歩いて橋を渡って帰宅することに。いつもの散歩コースから外れて、少し新鮮な日曜日を過ごしました。

バーベキューレストラン

Sunday, July 17, 2011

なでしこジャパン優勝!!!

アメリカチームと対等に戦う日本女子チームのスキルの高さに驚かされました。後半、得点を許した後も、全く動揺を見せずにすぐに点を取り返す粘り強さ。この辺りから、日本チームが勝つような予感が。延長戦で失点した後も、もしかしたらという期待を裏切らずに2ゴール目を決め。このチームならと祈りがならPKに入り、これも確実に決めて、サポーターの自分たちにも初めての勝利の快感を味わわせてくれました。日本女子の最後まで落ち着いてプレーする精神力の強さに、日本は女性によって支えられているのかもとさえ考えさせられてしまいました。男子チームにも、是非見習って頂きたいものです。おめでとうそしてありがとう“なでしこジャパン”。

おめでとう

Saturday, July 16, 2011

ワインの味

昨夜は満月でした。金曜日だったので、いつもの飲み友達と近所のバーへ行きました。少し遅れて、ワイン通の友人がワインボトルと共に現れ、近くのレストランで夕食。ワイン通の友人によると、満月の夜は、ワインの味が劣るらしく、このボトルも今日はいつもに比べていまいちらしく。通ではない自分にとっては、良くも悪くもないけど、もとの良さが分からないのでなんとも言えず。満月に関する迷信は、おもしろいものがたくさんあるなと思いつつ、次の満月に、飲みなれたボトルで味比べでもしてみようかしらと。

National Museum of American Indian

先日、ローアーマンハッタンで用事があったついでに、国立アメリカインディアン博物館へ立ち寄ってきました。国立なので拝観料がいつも無料です。ニューヨークでは意外と知られていないようなのですが、素晴らしい常設展に加え、毎回おもしろい特別展を開いて、小さいながらとてもユニークな美術館です。併設したブックストアにはインディアンに関する本が豊富に揃っていて、ついつい立ち読みに夢中になってしまいます。特別展では、ガラスアーティストPreston  Singletaryの作品が展示されていました。伝統的な模様やモチーフをおもしろく現代的に表現していて、一気に彼の作品ひ惹きつけられてしまいました。

Thursday, July 14, 2011

マスティハ

今朝、高校時代の友人のご主人から電話が来て、ちらっとNYに来ているとのことで、一緒にランチを楽しんできました。出張の度に再会をしているので、友人よりもたくさん会っていて、自分もレイもたぶん友人も、身軽な彼がちょっとうらやましかったりします。ところで、ランチの後に何気なく立ち寄ったのが、マスティハのヘルスプロダクトのお店。近所にありながら、一度も足を運んだことがなく、ユニークな商品にすっかり見入ってしまいました。店員さんの話によると、マスティハとは、ギリシャのヒオス島のマスティハという木から採れる樹液で、その除菌作用が昔から歯磨きや薬などとに用いられてきたようです。このお店では、マスティハそのものや、ガム、キャンディーなどの食料品に加え、スキンケアプロダクトも購入することができます。ちなみに、マスティハは口臭や、歯肉病に加えて、ピロリ菌などのお腹の中の健康にも良いみたいです。

FIFA Women’s World Cup

最近、よく行くランチのお店に加わったのが、ハンバーガーのチェーン店“グッドバーガー”。ファーストフードでありながら、新鮮な材料を使い、オーダーを取ってから、一つ一つ作られるので、かなり満足度の高い味です。店内に3つ大きなTVスクリーンがあり、ここ数週間、ドイツで開催されているFIFA女子ワールドカップを放映しています。昨日はちょうど、USA vs. Franceの後半戦をやっていて、ついつい見入ってしましました。女子サッカーには特に興味はなかったのですが、日曜日に行われるファイナルゲームは、日本vs. USAなので、気合を入れて日本チームを応援する予定です。

Wednesday, July 13, 2011

旅の絵本

ほぼ毎日、ある古本屋へ足を運びます。今日、絵本のセクションで何気に目に付いたのが“Anno’s Journey”。安野光雅の「旅の絵本」のアメリカ版です。子供の頃から、彼の作品のような細部まで描かれた町並みなどをずっと眺めるのが大好きで、大人になった今でも変わらず、ついつい購入してしまいました。有名な絵画の一部や、おとぎ話のキャラクター達がひっそりと混じっている中で、特に笑えたのが、セサミストリートのビッグバードとマペットのカーミットがパレードの中にいたことです。美しい町並みや風景の中に、著名な建物、絵画、文学の1シーンがたくさん潜んでいて、子供から大人まで皆で楽しめる絵本です。

Tuesday, July 12, 2011

お昼に、ニューヨークで一番おいしいベトナムサンドイッチのお店へ行きました。週に一度は訪れる場所です。30度を超える猛暑に加え、遅めのランチだったため、普段の行列はなくゆっくりとランチタイムを過ごすことができました。レイがこの店のオーナーと親しいため、ときどきドリンクや、メニューにのっていない料理などを頂くことがあります。今日は、家庭菜園からかなり辛いペッパー、かわいらしい形をしたミニトマト、そして梅をもらいました。新鮮な野菜はいつもらっても有難いものです。でも、実は採れたての梅を手にするのは初めてで、そのまま食べても美味しいけれど、せっかくだから梅干か何かにトライするべきかなのか検討中です。

Monday, July 11, 2011

Give what you can Take what you need

カナダ人ジャーナリストによるシェークスピア&カンパニーでの随筆を読みました。映画“Before Sunset”で見て以来、パリにある気になっていた書店です。1951年に米国人George Whitmanにより築かれ、作家志望の若者に無償で宿を提供し、ここから有名になった作家も多数います。共産主義であるジョージはとてもユニークな人柄で、“Give what you can Take what you need”というモットーを掲げ、お金儲けよりも本屋をひらいて文学の場を提供し、様々な人との出会いを楽しむことに人生の重みをおいています。この秋に、ぜひ一目会いたい人物です。

Sunday, July 10, 2011

模型船

先日スリフトストアで見つけたのが、古い木製の模型セット。パーツが全て揃っているか、箱を開けてチェックしていると、年配の白人男性が、興味深そうに覗き込んできました。当時、子供向けに作られた模型でありながら、かなり細かくパーツもたくさんあって、現代の子供には(大人にも)難しすぎるだろうなと思いながら、面白半分で購入してしましました。いつか作り始めようと思いつつ、まだ部屋の隅に置き去りにされたままです。
そして、昨日Forbesマガジンの前を通りかかったとき、久しぶりに先代のForbesの玩具のコレクションを見たい思い中へ立ち寄ることにしました。しかし、いつもの展示室は閉まっていて、レセプションの女性に聞いてみると、年明けにサザビーのオークションで、売りに出されてしまったとのこと。素晴らしいトイソルジャーと船の模型コレクション。ギャラリーは無料公開されていたため、自分のコレクションのように自由に見学することができました。しかし、ばらばらに売られてしまった今、二度見ることができないと思うととても残念です。

Saturday, July 09, 2011

Trash or Treasure

子供の頃から几帳面で自分の部屋は、クローゼットの中から引き出しの中まで、常に整理整頓されていました。異常な几帳面さは、徐々に緩和されていったのですが、家の中や冷蔵庫の中に、ものが少し増えると、精神的に不快になり、12ヶ月に一度は徹底的にリサイクル&整理整頓をし続けています。また、気持ちが落ち着かないときには、掃除をすると、心身共に良いリフレッシュとなります。
アメリカのTVで、こんな自分とは正反対の収集癖(Hoarding)を持った人達を取り扱った番組があります。ゴミ捨て場よりも汚い環境で、中には暖房も水もない家に住み続けている人もいます。精神障害が原因でこのような行動を引き起こすようですが、あまりに信じられない光景にエンターテイメントとして番組を楽しんでいます。

Thursday, July 07, 2011

Before Sunset

Ethan HawkeJulie Delpy主演の映画で、1995年のBefore Sunriseの続編です。前編もロマンチックで素敵なストーリーですが、9年後の出会いとなる後編のSunsetの方が、大人の深みが加わり、さらにロマンチックです。DVDを買ったあと、何度も何度も繰り返し見てしまったほどお気に入りの映画です。ジェシーが小説のプロモーションツアーのため、書店(シェークスピア&カンパニー)でインタビューを行うシーンから始まり、パリの街を歩きながらストーリーが展開していきます。2004年に初めて見て以来、いつか必ず書店、カフェ、ツアーボート等等、映画のシーンを巡りたいと思い続け、やっとそのいつかがこの秋に叶いそうです。

July 5th

一昨日の夜、独立記念日よりも楽しみにしていたイベントへ行って来ました。近所の本屋さんにて新刊出版イベントです。楽しいイブニングを過ごした後、なかなか寝付けなかったので、同作家によるショートストーリーを読み返すことにしました。
book cover "Love Begins in Winter"

Tuesday, July 05, 2011

July 4th

今年もまた、コーニーアイランドへ行き、ネイタンズのホットドックを食べ、海岸沿いを歩き、テーマパークを見て歩き独立記念日を過ごしました。夜の花火は、ウェストサイドに移ってからは見に行くのをやめて、ブルックリンに小さく見えるたくさんの花火を窓から静かに眺めました。渡米して初めての7/4はホットドック早食い大会へ小林選手を応援しに行き、テラスでBBQを楽しみイーストリバーの花火を観賞し盛り上がったものでしたが。

Sunday, July 03, 2011

虫の音

週末の午後をBBQで過ごした後、夕暮れ時は、芝の上に椅子を置いて蛍の光を眺め、虫の音を聞きリラックスした一時を満喫しました。

家庭菜園

レイの叔母さんのBBQパーティーへ行って来ました。途中、渋滞を含めてマンハッタンから一時間半の長旅です。初めて訪れるロングアイランドの大きな家とそれ以上に広い庭と大きなプールに目を奪われ、都会生活とのギャップに戸惑いを感じてしまいました。
そして、ずっと気になっていた家庭菜園をチェックしてきました。豆の花と不明な野菜の花が綺麗に咲き、土の中には太ったみみず、葉の上には小さな蜂のような虫が飛び交い、この夏に収穫される作物を楽しみにしながら青々と育つ葉を見てまわりました。もちろん、ただ見るだけではなく、丸々太ったテーブルビートと葉野菜、ハーブガーデンからシソとミントの葉を頂いてきました。今朝さっそくミントティーを淹れてみました。

Friday, July 01, 2011

Summer 99

12年前の夏に実家の愛犬ポチが家族の仲間入りをしました。芝系の雑種で、子犬だった頃はとても可愛らしく近所の小学生から年寄りまで皆からちやほやされて、今でも人懐っこさには変わりがありません。同じく12年前の夏、大学の親友二人と共にバックパックでヨーロッパへと旅立ちました。ロンドンからパリを経由でスペインを周遊。たくさんの人に出会い新しい文化を全身で吸収してきました。そして、今年の夏、再びロンドン、パリを訪れることに。12年経った今、どのような旅行になるのかとても楽しみにしています。