久しぶりに、メトロポリタン美術館へ行ってきました。気軽にいつでも美術鑑賞できるのは、ニューヨークに住んでいてうれしいことの一つです。この週末は、アレキサンダー・マックイーンの展示の最終日ということで、入り口からセントラルパークの前まで南北に長い行列ができていました。おそらく展示室に辿り着くまで4時間待ちは確実です。今までに見たことのない行列に圧倒されつつ、サイドにほとんど列のない入り口を発見し、そこから中へ入ると、常設展は週末にしては意外とすいていて、ゆっくりと観賞することができました。今回は、ヨーロッパ絵画をチラッと通過し、現代美術を見て、エジプト館のカバ“ウィリアム”に会い、久しぶりにアフリカ館の展示を満喫してきました。きっと、滅多にへアート観賞をしない人達も、マックイーンの展示には何時間も待った上になぜか訪れているのだろうなと、行列を横目で眺めながら美術館を後にしました。