お気に入りの作家サイモンがルーブルの階段を小説のモデルにイメージしたということで、その階段を見に行くことにしました。ルーブルはあまりに広すぎるので中には入らないつもりでいたのですが、たまたま遅くまで開園していたこともあり、モナリザを見に行ってみることにしました。やっと辿り着いた小さな絵の前には柵が張られ、その後ろにはたくさん人だかりがカメラを必死にかかげていました。美術鑑賞というよりもポップスターを取り囲んでいるような光景にちょっと笑ってしまいました。3大美女のモナリザとヴィーナスにはがっかりしてしまいましたが、期待を裏切らなかったのはサモトラケのニケ。大階段の踊り場に展示され、その迫力と美しさに目を奪われてしまいました。