Wednesday, September 14, 2011

(1)ロンドンSavile Row

 バケーション初日にまず訪れたのは、旅行の一番の目的地でもあるサヴィル・ロウ。歴史的にオーダーメイドの紳士服で有名な通りです。ドキュメンタリーや本で見慣れた人物や建物が目の前に現れたことに感動した後は、店内のインテリア、ファブリックサンプルをじっくりと拝見してきました。地価の高騰で、かつては最上階にあったワークショップが半地下に移され、手縫いで作業しているテーラーの仕事場を垣間見ることができました。一着数十万円の背広は残念ながら今の自分には手の届かない品ですが、良い素材で手間隙かけて作られた洋服から、現代の安価な大量生産とは比較できない趣とディテールの素晴らしさを感じ取ることができました。

Norton & Sonsにて雑誌のモデルとしてもよく登場するパトリック・グランに会ってきました。)
(ヘンリープール半地下のワークショップ)
60年代にサヴィル・ロウに開業したトミー・ナッターの作品展をFTMにて訪れてきました。小さなミュージアムでじっくりとスタイリッシュな背広や衣装を観賞することができました。



Jas. Smith & Sons 有名な傘と杖のお店)
 伝統ある高級店を訪れた後、ファブリックショップへ布地のショッピングへ。英国ならではのツイード等、秋冬に最適な生地をたくさん見かけました。本来はハリスツイード本拠地の島まで行きたかったのですが、交通の便の関係で今回は断念することに。でもいずれは訪れたい場所のひとつです。最終的に、エディンバラにてユニークな色柄のキルト2種類と、ロンドン有名デパートリバティにて木綿花柄を3種類購入しました。お気に入りの布で作る自分の洋服作りが楽しみです。

(ウィンドーで見かけたツイードオーバーコート)