Thursday, September 15, 2011

(5)玩具博物館

一般のアート観賞の他に特に興味があるのが古い玩具。日本を旅行したときにもいくつか訪ねたのですが、今回もロンドンとエディンバラで3ヶ所見学してきました。
特にユニークだったのが、エディンバラにあるMuseum of Childhood18Cから21Cにかけての玩具が子供服や薬などの生活雑貨とあわせ、歴史ある建物の中に展示されていて子供から大人まで楽しめるようにアレンジしてあります。お菓子のパッケージなどローカルなものや、シュタイフのぬいぐるや世界各地の人形までかなり幅広いコレクションの中から、特に目を惹いた英国ならではのアイテムは玩具のティーセット。玩具といっても、本物と同じメーカーから作られたものもたくさんあり、かなり良い出来のものばかりでした。もう一つ印象に残ったは、子供用お裁縫セット。昔の男子の模型や木工細工は、かなり詳細で本格的なホビーであることは知っていましたが、女子用の裁縫箱とその小さな中身を見たのは初めてで、そのかわいらしさについつい魅了されてしまいました。




次に訪れたのが、ロンドンにあるPllock’s Toy Museum18Cに建てられた小さな3階建ての民家に位置し2つある階段まで所狭しと展示が並べられています。ノスタルジックなゲームや人形に加え、一番の見所は博物館の起源でもあるポロック氏のトイシアターとその関連の作品達。日本の紙芝居の立体版のようなもので、手作業で色付けをされ驚くほどきれいに仕上がっています。







最後に訪れたのが、V&A Museum of Childhood。友人カップルと2歳の長男も同行しました。ここもまた子供から大人まで楽しめるようにアレンジされいて、特に広い空間の中に子供向けのアクティビティーがたくさんあり、2歳児も飽きることなく、自分たちも楽しく比較的新しい玩具の展示をみてまわることができました。